坂元達裕が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティは28日、新指揮官にフランク・ランパード氏が就任したことを発表した。2年間半の契約を結んだことも併せて伝えている。
2017年3月に就任して以来、マーク・ロビンズ監督が長期政権を築いていたコヴェントリー。しかし、今季は14試合を終えて4勝3分け7敗の17位と低迷。すると、今月8日に同監督を解任し、7年8カ月の在任期間に終止符を打った。以降は、コーチを務めていたライズ・カー氏が暫定監督を務めていたが、4勝5分け8敗で依然として17位に位置している。
後任監督については注目が集まっていた中、この度ランパード監督が就任。12月1日に行われる第18節のカーディフ・シティとのホーム戦が初陣となる。
現役時代にチェルシーやイングランド代表などで活躍したランパード氏は、2017年2月に現役を引退後、翌2018年5月にダービー・カウンティの監督に就任して指導者キャリアをスタート。その後、古巣のチェルシー、エヴァートンでの指揮を経て、2023年4月に同シーズン終了時までの暫定監督としてチェルシーの監督に再任すると、以降は無所属の状態が続いていた。

