shiogai_2(C)Getty Images

塩貝健人の衝撃ゴールは“偶然”ではない? NEC指揮官「彼は以前からトレーニングで何度もやっている」

NECナイメヘンのロジェール・マイェル監督が、移籍後初ゴールを記録したFW塩貝健人を称賛した。オランダ『Voetbal International』が伝えている。

NECは29日、KNVBカップ(国内カップ)1回戦でズヴォレと対戦。塩貝は77分から途中出場した中、試合は2-2で延長戦に突入すると、103分に移籍後初ゴールを記録。ボックス右手前で受けたボールをワンタッチで大きく蹴りだしてボックス右に侵攻すると、ニアサイドに鋭いシュートを放つ。クロスを予想していた相手GKは一歩も動けず、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。このゴールで逆転に成功したNECはその後、互いに1点ずつ奪い、4-3で勝利。2回戦進出を決めた。

試合後、マイェル監督はゴールを決めた19歳の日本の若武者に賛辞。相手守護神の意表を突いた見事な得点にも「彼は以前からトレーニング中で何度も同じことをしたことがある。本当は(私も)クロスを入れるだろうと予想したが、彼はシュートを打った。我々は彼がこういうことをできるというのを知っている。これは偶然ではない。シンプルに素晴らしいゴールだ」とまぐれではないことを強調し、褒め称えた。

以下に続く

また、指揮官は塩貝のキャラクターについて、「彼は小川航基や佐野航大とは別人だ。健人とのコミュニケーションは少し難しく、言語で意思疎通ができない場合はとても難しくなる」と言及。それでも「だが、試合後に彼とハグをしたんだけど、彼は理解してくれたと思うよ(笑)。いつもは航基や航大が通訳として助けてくれているんだ」と大きな問題ではない様子を見せた。

広告