アンデルレヒトの後藤啓介が、セカンドチームで2ゴールを記録した。
アンデルレヒトのセカンドチーム、RSCAフューチャーズは20日、ベルギー2部第8節で首位のRWDモレンベークをホームに迎えた。ここまで1分け6敗で最下位に沈むRSCAフューチャーズ。同リーグで7試合3ゴール中の後藤啓介は、開幕8試合連続でスタメン入りを果たした。
31分にここまで無敗で首位を走る好調のモレンベークに先制点を許した中、日本の若武者がチームを初勝利に導く。
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まずは57分、左サイドで仕掛けた味方のクロスボールをファーサイドの後藤が高い打点からのヘディングシュートでゴール左に叩きつける。
さらに82分、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったところからカウンターを発動し、後藤が巧みな動き出しでスルーパスを呼び込み、ワンタッチでボックス内に侵攻したところでGKとの一対一を冷静に制した。
この2ゴールで逆転に成功したRSCAフューチャーズは、2-1で首位撃破に成功し、今シーズン初勝利を飾った。順位も暫定ながら最下位を脱出している。
後藤啓介はこれでベルギー2部リーグで8試合5ゴール。9月にはベルギー『voetbalprimeur』で「もはや無名の存在ではない」と現地で称賛されていた中、さらにゴールを重ねて活躍を続けている。