日本代表を率いる森保一監督が、ここまでの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選での同国代表の理想のゴールを挙げた。
9月にスタートしたアジア最終予選で中国代表に7-0、バーレーン代表に5-0で勝利し、連勝かつ計12得点無失点としている森保ジャパン。10月の活動では10日にアウェイでサウジアラビア代表、15日にホームでオーストラリア代表と対戦する。
そんな中、森保監督がDAZNのAFCアジア最終予選特別インタビューに出演。サンフレッチェ広島指揮官時代の愛弟子である佐藤寿人氏がインタビュアーを務め、2次予選から本格採用されている「攻撃的3バック」の強さに迫った。
すると、佐藤氏からここまでのアジア最終予選の2試合で記録した12ゴールの中から、「狙い通りに奪えたゴールは?」という質問が。これに対して、森保監督は「すべて素晴らしい得点だと思いますけど」としつつ、「一つ挙げるとすれば、中国戦の時の2点目」と9月5日に行われた初戦・中国戦の前半アディショナルタイム2分に奪った「(堂安)律のクロスから(三笘)薫がヘディングで点を取った」ゴールをチョイスした。
佐藤氏が「たしか守田(英正)選手もかなり高い位置をとって、ボックス内に3人+大外に三笘選手が入り、(ボックス右外で)久保(建英)選手から堂安選手が(ボールを)引き取って、クロスを大外で三笘選手が合わせたゴール」と振り返ると、森保監督は「サイドで突破できるし、サイドを起点からボックス内に人数をかけて入ったうえで、逆サイドのWBの選手が点を取るというところはチームとしても狙いとして点が奪えたかなと思います」と語った。

