明治安田J1リーグでは28日、第32節のヴィッセル神戸vs浦和レッズが行われた。
前節のアルビレックス新潟戦を3-2で勝利し、リーグ戦4連勝中と勢いに乗る3位・神戸。首位追走に向けて負けられない中、今節は新潟戦と同様のメンバーを先発のピッチに送り出した。
一方、復帰したマチェイ・スコルジャ監督の初陣となった前々節のガンバ大阪戦を1-0で勝利し、リーグ戦7試合ぶりの白星を手にするも、前節のFC東京戦では0-2で敗れた11位・浦和。今節に向けては、FC東京戦からスタメン3名を変更。石原広教、サミュエル・グスタフソン、ブライアン・リンセンに代えて、原口元気、長沼洋一、チアゴ・サンタナを起用した。
3位につける神戸はこの試合に勝利し、同時刻にキックオフを迎える2位・サンフレッチェ広島と首位・FC町田ゼルビアによる天王山が引き分けに終わった場合、首位に浮上する。
そんな状況で迎える一戦で神戸が先制に成功する。16分、初瀬亮の右CKをニアサイドで武藤嘉紀が高い打点でヘディングシュートを放つと、ゴール右に吸い込まれた。
先手を奪った神戸は、浦和との激しい球際勝負を演じる中でチャンスを創出。28分、宮代大聖が自身のシュートの跳ね返りをボックス左から中央にダイレクトで折り返す。これに大迫勇也が頭で合わせると、クロスバーを叩いてわずかにゴールラインを割らず。しかし、プレーが中断後、VARが介入。宮代がクロスを上げた際、対面していた関根貴大の手に当たっていたことが判明し、神戸にPKが与えられる。
追加点のチャンスを迎えた神戸は、キッカーの宮代がゴール左にシュートを放つ。これをGK西川周作が素早く反応し、セーブする。こぼれ球に反応した武藤のシュートはゴール右外に外れ、神戸はリードを広げることができない。
追いつきたい浦和は、攻勢を強めるものの思うように決定機を作ることができず。それでも前半アディショナルタイム2分、ペナルティアーク右手前付近でFKを獲得。これを大久保智明が左足で直接狙うと、ボールはゴール右上を捉えるも、GK前川黛也が触ったボールはクロスバーに嫌われ、同点ゴールとはならない。
後半に入ると、1点ビハインドの浦和が引き続きゴールに迫る。54分、小泉佳穂の縦パスを渡邊凌磨が右足ヒールでフリック。ボックス中央に走り込んだチアゴ・サンタナがトゥーキックでシュートを放つも、GK前川に足で防がれた。
敵陣への侵攻回数を増加させるも、なかなか神戸守備陣の牙城を崩せない浦和は67分、サミュエル・グスタフソン、中島翔哉、二田理央の3枚を同時投入する。
一方、リードを広げたい神戸は81分、酒井高徳のロングスローの流れからゴール前の佐々木大樹が左足ボレーを試みる。これをブロックしようとマリウス・ホイブラーテンが頭を投げ出すと、佐々木の左足が顔面に直撃する。その後、一時プレーが中断すると、その後一度立ち上がるも、すぐに座り込みプレー続行不可能に。佐藤瑶大との交代を余儀なくされる。
その後、後半アディショナルタイム7分が設けられた中、神戸はうまくボールをキープしながら時間を消費してクローズ。武藤の1点を守り切った神戸がリーグ戦5連勝を達成した。また、別会場の広島vs町田では、2-0で広島が勝利。これにより2位に浮上した。対する浦和は連敗を喫している。





