JリーグYBCルヴァンカップ・プライムラウンド準々決勝第2戦の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスが8日に大和ハウス プレミストドームで開催された。
4日に行われた第2戦では6-1で横浜FMが大勝。難しい状況の中でも2019年以来となるベスト4進出を目指す札幌は、第1戦から先発メンバー6名を変更。GK児玉潤、宮澤裕樹、荒野拓馬らに代えて、GK菅野孝憲、岡村大八、鈴木武蔵らを起用した。
一方、2年連続の準決勝進出を目指す横浜FMは、第1戦から10名の大幅変更。GKポープ・ウィリアム、松原健、西村拓真、ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベルらが先発のピッチに立った。
試合は大きくリードしている横浜FMが積極的な立ち上がり。9分にはボックス右で相手のクリアボールを拾ったヤン・マテウスがファーサイドにクロスを送り、エウベルが押し込んでゴールネットを揺らすも、ここはエウベルのオフサイドがとられ、ゴールとはならない。
それでも横浜FMは14分、エドゥアルドの高速フィードが相手最終ラインの背後に抜けると、走り込んでいたヤン・マテウスが反応。GK菅野との一対一を冷静にかわして先制点をもたらした。
準決勝に駒を進めるには大量ゴールを必要としながら、先制点を奪われた札幌は攻勢に出るも、思うように決定機を作ることができず。横浜FMに試合をコントロールされながら時間が経過していく。44分には縦パスを受けたスパチョークのフリックをボックス右の鈴木がボレーで合わせたが、GKポープ・ウィリアムに正面で対処された。
後半開始から札幌は中村桐耶と田中宏武に代えてパク・ミンギュとアマドゥ・バカヨコを投入。さらに菅大輝を左WBから右WBにポジションチェンジすると、早速その菅がゴールを奪う。48分、バイタルエリア右でパスを受けた菅が中央に切れ込み、ペナルティアーク手前から左足を振り抜く。ボールはゴール左に吸い込まれて、まず1点を返した。
その後も立て続けに菅の右サイドからゴールに迫るなど、勢いが出てきた札幌。53分には自陣センターサークル内でのFK場面で岡村が意表を突くロングシュート。これはGKポープが辛うじて左手で触ると、クロスバーに嫌われた。
しかし、横浜FMも札幌の息の根を止めにかかる。69分、ボックス右手前の渡辺皓太のクロスをファーサイドのアンデルソン・ロペスが胸トラップから、寄せてきた相手をふわりと浮かせてかわし、左足ボレー。だが、これはクロスバーに直撃した。
横浜FMとの点差は「5」のまま縮めることができず、試合は終盤に。せめてホームで意地を見せたい札幌は77分、青木亮太のボックス左手前からのクロスをファーサイドに飛び込んだ菅が右足で合わせ、再びゴールネットを揺らした。
札幌はその後、最後まで攻勢を続けると、後半アディショナルタイムにCKの流れからジョルディ・サンチェスが移籍後初ゴール。しかし、札幌が第2戦では3-1で札幌が勝利したものの、2戦合計スコアで7-4と札幌を上回った横浜FMが2年連続のベスト4入りを果たした。
■試合結果
札幌 3-1(2戦合計:4-7) 横浜FM
■得点者
札幌:菅大輝(48分、77分)、ジョルディ・サンチェス(90+3分)
横浜FM:ヤン・マテウス(14分)




