日本代表は5日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第1節で中国代表と埼玉スタジアム2002で対戦した。
6月まで行われていた2次予選を6戦全勝24得点無失点の首位で突破した森保一監督率いる日本。ホーム&アウェイで各組第10節までが行われ、上位2カ国がW杯の出場権を獲得することができる最終予選ではグループCでオーストラリア、サウジアラビアなどと同居。そして、その幕開けとしてホームに中国を迎えた。
8大会連続8回目のW杯出場を目指す日本は、6月の2次予選で導入した3バックシステムを採用。GK鈴木彩艶、最終ラインは右から板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹が並んだ。ダブルボランチは遠藤航と守田英正が組み、右に堂安律、左に三笘薫。2シャドーには久保建英、南野拓実を配置し、最前線には上田綺世が入った。
2大会連続で最終予選の初戦では黒星を喫している日本。3大会ぶりに白星スタートを切りたい中、戦前の予想通り序盤からボールを保持して下り目に守る中国の隙を探る。
最初の決定機は11分、右サイドで板倉からパスを受けた久保がボックス右外から左足でクロス。中央でフリーの堂安が頭で合わせるも、少々コースが甘く、GKワン・ダーレイにパンチングで防がれた。
それでもこのプレーで得たコーナーキックから先制に成功する。12分、久保の左CKをペナルティスポット付近でフリーとなった遠藤がヘディングで合わせる。ゴール左下を捕えたボールに相手GKは一歩も動けず。日本が先手を奪った。
欲しかった先制点を奪った日本はその後も中国を押し込み続けるも、最後のところで崩しきれず。33分には町田の縦パスからうまく反転し、ボックス左に侵攻した上田が中央へグラウンダーのクロス。堂安と守田が詰めて混戦となったが、ギリギリのところでGKワン・ダーレイに阻まれた。
前半終盤に差し掛かっても、日本は中国相手にボール握り続けてチャンスを創出。すると前半アディショナルタイム2分に追加点。右サイドの堂安からのクロスをファーサイドで三笘が頭で押し込んだ。
後半に入っても攻勢を続ける日本は52分、バイタルエリア左でパスを受けた南野が三笘にボールを一度預け、自身はボックス左へ走り込む。リターンを受け、寄せてきた相手をワンタッチでかわして中央に切れ込み、そのままゴール右へと蹴り込んだ。
さらに日本は58分、町田の縦パスをペナルティアーク内の上田がポストプレー。これを受けた南野がボックス内に侵攻し、右足で冷静に仕留めた。
これでスコアは4-0。そして63分、会場が大歓声に包まれる。アジアカップ以来となる約7カ月ぶり代表復帰を果たした伊東純也がベンチから立ち上がった。前田大然と共に、三笘と堂安に代わって、久々に代表のピッチに足を踏み入れた。
その後も4点差を維持する日本は71分、遠藤と板倉に代えて、田中碧を投入。さらに今回初招集の高井幸大が送り出され、代表デビューを飾った。
すると77分、待望の時が。ボックス右手前で伊東が左足を振り抜く。グラウンダーのシュートは相手DFに当たるも、そのままゴールに吸い込まれた。
待ちに待ったスピードスターの祝砲で追加点を奪った日本は、87分にも前田が加点。さらには、試合終了間際にも久保がゴールネットを揺らし、7-0に。日本は最後まで中国に反撃を許さず試合をシャットアウト。3大会ぶりにアジア最終予選を白星でスタートした。

