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明治安田J1リーグでは31日、第29節のサンフレッチェ広島vsFC東京が行われた。
前節の柏レイソル戦を2-0で勝利し、30年ぶりのリーグ戦6連勝を達成した2位・広島。首位・FC町田ゼルビアとの勝ち点差は「2」に迫っているだけに、クラブレコードとなる7連勝でその座を脅かし続けたいところ。今節に向けては、前節のスタメンから1人のみ変更。塩谷司に代えてトルガイ・アルスランを先発起用した。また、9月の2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表に選出されたGK大迫敬介もスタメンに名を連ねている。
一方、9位・FC東京はリーグ戦直近5試合未勝利、さらにはここ4試合ノーゴールと低調な戦いが続いている。アウェイ戦では2018年以降負けていない好相性の広島を叩き、嫌な流れを断ち切りたい中、前節からスタメンを3人変更。岡哲平、遠藤渓太、そして、日本代表に選出された長友佑都に代わり、森重真人、白井康介、今夏に期限付きで加入したエヴェルトン・ガウディーノが先発のピッチに立った。
台風10号の影響により、開催の是非について協議が行われた中、予定通り開催された同試合。FC東京は29日に広島に向けて出発するも、最終的に現地入りが当日になるなど、難しい状況が強いられた中、試合ではいきなりゴールを脅かす。2分、GK大迫の中途半端なパスをE・ガウディーノが奪うと、ボックス内で拾ったディエゴ・オリヴェイラが左足を振り抜く。しかし、ここはGK大迫が素早い反応で防ぎ、自らのミスを帳消しにする。
すると、ヒヤリとする場面を凌いだ広島が先制。5分、満田誠のシュートの跳ね返りをボックス右の加藤陸次樹が折り返すと、ペナルティエリア内で混戦に。回収したT・アルスランがシュートブロックを試みた土肥幹太の股を抜く冷静なフィニッシュでゴールネットを揺らした。
幸先よく先制した広島は20分にも満田の右CKから中野就斗が頭でゴールを脅かすなど、FC東京を押し込み続け、32分に追加点。加藤がボックス右外からクロスを入れると、ニアサイドの森重真人に阻まれるもルーズボールに自ら寄せて森重との球際勝負を制する。ゴール前にこぼれたボールを再びT・アルスランが押し込んで、リードを2点に広げた。
前半から苦しい戦いが続くFC東京はその後も思うようにチャンスを作れず。43分にはE・ガウディーノが強烈なミドルシュートを放つも、日本代表GK大迫に防がれた。
後半に入っても立ち上がりこそ広島がゴールに迫るも、徐々にFC東京もチャンスを作り始める。58分、E・ガウディーノの左CKを森重がヘディングシュート。これをゴール前の仲川輝人が頭でコースを変えるも、ボールはゴールの上を通過する。
これを決めきれないでいると、広島が勝利を大きく手繰り寄せる。60分、ボックス左でパスを受けた松本泰志が股を抜く巧みなドリブルで中央に切れ込もうとしたところ、高宇洋に倒されてPKを獲得。これをキッカーのT・アルスランが落ち着いて決めて、ハットトリックを達成した。
3失点と苦しい戦いを強いられるFC東京だが、79分に途中出場の2人が意地を見せる。カウンターから俵積田晃太が左サイドを突破し、ボックス左外まで持ち込むと、中央にパスを送る。走り込んだ小柏剛が右足ダイレクトで合わせてゴールに押し込んだ。
このゴールで雰囲気が一変したFC東京は、最後まで力強くゴールを目指す。すると、後半アディショナルタイム1分には仲川が強引な突破からオウンゴールを誘発して1点差に詰め寄ったが、最後はクラブレコードが迫る広島が耐え抜き、3-2で終了した。
勝利した広島はクラブ新記録となるリーグ戦7連勝を達成。さらに先に試合終了を迎えたFC町田ゼルビアvs浦和レッズで、首位の町田が2-2で引き分けたたため、広島は同勝ち点で並ぶも得失点差で上回り、首位に浮上した。対するFC東京はリーグ戦6試合未勝利となっている。






