明治安田J1リーグ第26節の横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸が、11日に日産スタジアムで行われた。
2022年と2023年のリーグ王者が激突。ここまで10勝10敗5分けで9位に位置し、3連勝中の横浜FMは、前節の北海道コンサドーレ札幌戦から先発メンバーを3人変更。GKポープ・ウィリアム、加藤聖、西村拓真に代えてGK飯倉大樹、加藤蓮、天野純を起用した。
一方、12勝7敗6分けで5位につける神戸は、前節川崎フロンターレに0-3で敗れて3試合未勝利中。4試合ぶり白星に向けては川崎F戦から先発メンバーを4人替え。前節退場処分を受けたマテウス・トゥーレルと飯野七聖、初瀬亮、佐々木大樹に代わり、広瀬陸斗、本多勇喜、井出遥也、ジェアン・パトリッキが先発のピッチに立った。
序盤は互いに思うようにチャンスを作れず。前半終盤に差し掛かると、両チームがゴールを脅かし始める。まずは神戸が30分、右サイドからの大迫勇也のクロスを中央の井出がヘディングシュート。これはわずかにゴール左外に。対する横浜FMはその1分後、クロスのこぼれ球に反応した松原健が左足でミドルシュート。枠を捉えたものの、GK前川黛也に右手で触られてゴールの上を逸れた。
このままゴールレスで折り返すかに思われた中、ホームの横浜FMが均衡を破る。42分、天野の右CKをファーサイドでエドゥアルドが競り勝つ。高い打点から放たれたシュートはGK前川の手を弾いてゴールに吸い込まれた。
しかし、その直後に神戸がすぐさま反撃。44分、左サイドの井出のクロスがボックス内で混戦になったところ、浮いたボールを収めようと大迫が右足を伸ばすと、クリアを試みたエドゥアルドの左足が入り、倒されてPKを獲得する。これをキッカーの武藤嘉紀が落ち着いてゴール右下隅に沈めて、試合を振り出しに戻した。
後半に入ると、前半終盤に追いついた神戸が攻勢に。57分、敵陣中央左でパスカットした扇原貴宏がGK飯倉が高い位置をとっていたのを見逃さずロングシュート。しかし、惜しくも枠を捉えきれず逆転ゴールとはならない。
それでも65分、神戸に待望の時。井手口陽介からパスを受けた広瀬陸斗が右サイドから相手最終ラインの背後へスルーパス。これに抜け出した武藤が冷静にGK飯倉の股を抜くシュートでゴールに流し込んだ。
逆転を許した横浜FMは攻撃の手を強めるも、74分にはジョアン・パトリッキにカウンターからゴールを脅かされるなど、神戸の堅守速攻に苦しむ。
結局、最後までリードを守り抜いた神戸が2-1で勝利。神戸が武藤の2発で4試合ぶり白星を飾り、上位争いに食らいついている。対する横浜FMは今季初の4連勝とはならず。4試合ぶり黒星を喫している。





