レアル・マドリーのティボー・クルトワが、バルセロナとのプレシーズンマッチを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。
アメリカツアーを実施しているレアル・マドリーは、現地時間3日に『Soccer Champions Tour 2024』でバルセロナとのクラシコに臨んだ。前半途中には雷雨の影響で一時中断した時間もあった中、42分、54分にバルセロナのパウ・ビクトルにゴールを決められる。その後、レアル・マドリーは82分にニコ・パスが1点を返したが、反撃は及ばす。1-2で敗れた。
昨年に続き、アメリカでのプレシーズンのクラシコに敗れたレアル・マドリーのクルトワは、悔しさを滲ませつつも「重要なのはシーズン中の試合」と主張した。
「プレシーズンでは、ファンやスタジアムに足を運ぶ人々にとって面白い試合をする。レアル・マドリーが試合をすれば満員になる。たとえそれがプレシーズンだとしても、バルセロナには負けたくない。負けたくないけど、カルバハルが昨シーズンにも言っていたように、最終的に大事なのはシーズン中の試合だ。いざとなれば、分かるさ。今日は僕らも彼らも、若手と経験豊富なトップチームの選手が混ざった試合だった。それがすべてだよ」
また、今夏に正式に加入し、同試合でも67分間プレーした18歳のブラジル代表FWエンドリッキに関しては、「もう少し落ち着きが必要」と指摘しつつも今後に期待を寄せた。同選手の印象については、チェルシーやレアル・マドリー、ベルギー代表でも共闘したエデン・アザール氏に似ていると語った。
「身長はそれほど高くないけど、足がとても強靭だね。チェルシーでのエデン(・アザール)に少し似ている。足が強い、彼は蹴られても立ち続ける。強烈なシュートも持っているね」
「トレーニングでは彼の強烈なシュートを見てきた。もう少し落ち着きは必要だと思う。今日は少し緊張していたのかはわからないけど、どんどん良くなっていくだろうね」