明治安田J1リーグでは7日、第22節のアビスパ福岡vs京都サンガF.C.がベスト電器スタジアムで行われた。
9勝4敗8分けで6位につける福岡と4勝11敗6分けで19位に沈む京都。今季2度目の3連勝を狙う福岡は、1-0で勝利した前節のFC東京戦から先発メンバーを2人変更。亀川諒史と佐藤凌我に代えて、小田逸稀と重見柾斗を起用した。
一方、今季初の連勝で降格圏脱出へ勢いに乗りたい京都は、1-0で勝利した前節の湘南ベルマーレ戦から先発メンバーを1人のみ変更。松田天馬に代わり、平戸太貴が先発に名を連ねた。先日発表されたパリオリンピックに臨むU-23日本代表に選出された川﨑颯太も先発している。
序盤は京都が積極的にゴールへと迫る中、徐々に順位で上をいく福岡がボールを握り始める。8分には重見の落としを受けた紺野和也がボックス手前からのミドルシュート、11分には紺野の右CKにニアサイドで宮大樹が飛び込み身体に当ててゴールを脅かすが、先制点とはならない。
すると前半半ばに差し掛かったところで福岡にアクシデント。22分に前線からプレスをかけたウェリントンが右足のもも裏を痛め、一時はプレーを再開したものの、ピッチに座り込み続行不可能に。27分にシャハブ・ザヘディとの交代を余儀なくされた。
対する京都にも負傷者が。32分、自陣右サイドで岩崎悠人のクロスをブロックした福田心之助が負傷。右ひざ裏を気にする姿が見られ、プレーを継続することはできず、京都は佐藤響をスクランブル投入した。
両チーム負傷者が出た前半はゴールレスで終了。試合を折り返して迎えた後半直後、京都が先制に成功する。47分、右サイドでパスを受けたマルコ・トゥーリオがグラウンダーのアーリークロスを供給。ニアサイドの原大智が粘ってボールを収め、最後はゴールエリア右外から右足を振り抜いてGK村上昌謙のニアサイドを射抜いた。
原の2試合連続ゴールで先制に成功した京都は、56分にもチャンス到来。ボックス左に抜け出した一美和成がクロスを送り、中央でマルコ・トゥーリオがヘディングで合わせる。しかし、ここはGK村上の好守に阻まれ、追加点とはならない。
追いかける福岡は終盤にかけて攻勢を強める。80分には左サイドからのクロスを小田が折り返し、中央のシャハブ・ザヘディが押し込もうとしたが、威力は弱くGKク・ソンユンに正面でキャッチされる。
それでもその後も同点ゴールを目指す福岡は後半アディショナルタイムに待望の時。ボックス右外でザヘディが粘り、落としたボールを小田がダイレクトでクロスを送ると、中央で田代雅也が頭で合わせ、ボールはゴール左に吸い込まれた。
土壇場で追いついた福岡はその後も勢いを止めず、逆転を目指す。しかし、勝ち越しゴールを奪ったのは京都だった。後半アディショナルタイム9分、川﨑の縦パスをボックス内の平賀大空が落とし、最後はボックス内の宮本優太が右足を振り抜くと、ボールはブロックを試みた相手DFの股を抜けてゴール左に突き刺さった。
宮本のプロ初ゴールが決勝点となり、2-1で試合終了。終盤に追いつかれるも土壇場で勝ち越した京都は初の連勝。降格圏脱出へ貴重な勝ち点3を手にした。一方の福岡は今季2度目の3連勝とはならず7試合黒星を喫した。





