明治安田J1リーグでは3日、第11節の川崎フロンターレvs浦和レッズが行われた。
ここまで2勝5敗3分けで16位の川崎Fと4勝4敗2分けで10位の浦和。今季低調な出だしとなっている両者の一戦だ。
前節のサンフレッチェ広島戦でクラブワーストタイの連続無得点試合を「4」で止めたものの、5試合未勝利の川崎Fは、同試合から先発メンバーを1人変更。エリソンに代えて、バフェティンビ・ゴミスを今季初めて先発のピッチに送り込んだ。一方、前節の名古屋グランパス戦で連敗をストップした浦和は、同試合から前田直輝に代えて大久保智明を起用している。
試合は序盤から浦和が攻勢に出る。3分、左サイドで中島翔哉、安居海渡とつなぎ、最後はボックス中央から渡邊凌磨が右足を振り抜く。しかし、GK上福元直人の左手一本に弾かれた。8分にも渡邊からの右CKをチアゴ・サンタナがヘディングシュート。これが枠を捉えるも、脇坂泰斗にブロックされて先制点とはならない。
序盤こそ浦和に押し込まれた川崎Fだが、徐々に対応し始めた18分に先制ゴール。右サイドでゴミスのポストプレーから家長昭博がクロスを送る。ニアサイドで遠野大弥が競ったボールがボックス内にこぼれると、最後は脇坂が右足で合わせてゴールネットを揺らした。
先制に成功した川崎Fは一気に浦和を押し込む。25分、カウンターからマルシーニョがボックス左に侵攻し、GK西川周作が寄せたところでゴール前にグラウンダーのクロス。これがファーサイドに流れると、家長が右足でシュートを放つも、ゴール前までカバーに入った渡邊のブロックに阻まれた。
追いかける浦和も再びチャンスを作り始める。32分、パスワークの流れからサミュエル・グスタフソンがスルーパス。ボックス右に走り込んだ伊藤敦樹がシュートを放つもうまくミートせず、ボールはGK上福元の手に収まった。それでも3分後、ボックス左手前から中島がカットインからファーサイドに絶妙なクロスを送ると、走り込んだ大久保が頭でゴールに押し込み、浦和が試合を振り出しに戻した。
後半に入り、まずチャンスを作ったのは川崎F。48分、ボックス左手前でFKを獲得。キッカーの脇坂が右足を振り抜くと、ボールは壁を越えたもののクロスバーに直撃した。しかし、その1分後、ゴミスの屈強なフィジカルを生かしたポストプレーから橘田健人を経由して、佐々木旭がハーフウェイライン付近でゴールを受けるとドリブルを開始。敵陣中央左を通過し、ボックス左まで侵攻すると、そのまま右足を振り抜いてゴール左上を射貫いた。
佐々木の今シーズン初ゴールで勝ち越しに成功した川崎F。55分には脇坂からパスを受けた家長のクロスをファーサイドでマルシーニョが飛び込むなど、決定機を作り続ける。対する浦和も一歩も引かず。60分に大久保からパスを受けた安居海渡がボックス手前からミドルシュート。ディフレクションしたボールはわずかにゴール左外へと逸れた。終盤にかけて浦和に押し込まれる時間が続く川崎Fは、75分にマルシーニョとゴミスを下げて山内日向汰と山田新を、81分に脇坂とファンウェルメスケルケン際を下げてジェジエウとゼ・ヒカルドを投入して逃げ切りを図る。
ゴールに迫るも相手の粘り強い守備の前にチャンスを作れない浦和は、88分に武田英寿と興梠慎三を投入して攻勢を強めたが、川崎Fは最後まで集中を切らさず。すると試合終了間際にカウンターから家長昭博がダメ押しゴールを決めて、試合を決定づけた。
3-1で勝利した川崎Fは待望の6試合ぶり白星。一方の浦和は今シーズン初の連勝を逃した。




