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伊東純也&中村敬斗所属のスタッド・ランス、31歳のウィル・スティル監督の退任を発表

伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスは2日、ウィル・スティル監督の契約延長を結ばないことで合意し、同日付で退任することを発表した。

母国ベルギーのリールセやベールスホットでの指揮やアシスタントコーチの経験を経て、2021年にランスのアシスタントコーチに就任したスティル監督は、2022年10月に解任されたオスカル・ガルシア監督の後任として暫定監督に。その後の5試合のみを率いる予定だったが、2勝3分けと好成績を残したことを理由に監督続投。

同監督はUEFAプロライセンスを持っていなかったため、クラブは毎試合罰金を支払いながら指揮を任せていた中、チームはリーグ・アンで19試合無敗を継続し、リーグアンとクラブ記録を達成していた。今シーズンは昨シーズンの11位越えが期待されたものの、リーグ戦残り3試合で11勝13敗7分けで11位に位置しており、中位で終了することが見込まれている。

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退任が決定したスティル監督は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「このような特別な機会を与えてくれて、一つの旅を通してサポートしてくれたスタッド・ランス、ジャンピエール・カイヨ会長、マチュー・ラクールGMに感謝している。また、このクラブに関わったすべての人々に永遠に感謝する」

「特に一緒に仕事をすることができた全選手、技術スタッフ、パフォーマンススタッフ、分析スタッフ、メディカルスタッフ、そして何よりもこの素晴らしいクラブのサポーターに感謝したい」

「昨シーズンの19試合無敗、ドローヌでの素晴らしい試合は、私にとって特別な瞬間であり続ける。ドローヌとシャンパーニュは私の人生において常に特別な場所であり、私はこれからもルージュ・エ・ブランの一番のサポーターで居続けます」

また、クラブのジャンピエール・カイヨ会長は、今回の指揮官の退任に際し、「スタッド・ランスは、ウィルとニコラスの貢献とともに、経験したすべての美しい感情に感謝したい。あらゆる才能を最大限に引き出す能力が評価され、ユニークなクラブプロジェクトの中心で、信念と独自のプレースタイルを展開できる監督の出現に貢献できたことを誇りに思う」とコメントを残している。

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