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クロース「クラシコは4-0で勝てたかもしれない試合」。アンチェロッティがついた“嘘”とは?

レアル・マドリーのトニ・クロースが、バルセロナとのクラシコを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。

マドリーは21日、ラ・リーガ第32節でバルセロナを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎えた。勝利すればリーグ優勝に大きく近づく一戦でバルセロナに2度のリードを許すものの、ヴィニシウス・ジュニオール、ルーカス・バスケスのゴールで追いつくと、試合終了間際にジュード・ベリンガムが逆転ゴールを叩き込んで、3-2で勝利。2位バルセロナとの勝ち点差を「11」に広げたことで、2年ぶりのラ・リーガ優勝をほぼ手中に収めた。

両チーム合わせて5発が飛び交う打ち合いとなったが、クロースは自身のポッドキャストで「レベルが高い試合だったとは言えないのが事実だ」と指摘する。

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「両チームともにミスが多く、ボールを失うことも多かった。実際、僕らが良いプレーをしていれば、4-0で勝てたかもしれない試合だった。特に前半は押し込むことができなかった」と物足りなさを口にしている。

また、クロースは同配信の中で、カルロ・アンチェロッティ監督のロッカールームでの話を公開。クラシコ直前のラ・リーガ第31節マジョルカ戦(〇1-0)前から振り返り明かしている。

「アンチェロッティはロッカールームで、『もしマジョルカに勝てばリーグ戦は終了する』と言ったんだ。そして、マジョルカ戦での勝利の後、『君たちには嘘をついた。来週勝てば終わりだ!』と言った。クラシコの勝利のあとは、『まず第一におめでとう。第二にレアル・ソシエダに勝てばすべては終わる。第三に2日間の休息を与える』と言ったんだ」

アンチェロッティ監督のマネジメント力が垣間見えたエピソード。ラ・リーガ優勝に大きく近づいているマドリーは、26日に第33節のレアル・ソシエダ戦を迎える。

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