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シティに善戦もダービーで5発大敗…チェルシー指揮官「一貫性のなさ。それが今の順位にいる理由だ」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、一貫性の重要性を主張している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

チェルシーは現地時間23日、プレミアリーグ第29節の延期分でアーセナルとのアウェイ戦に臨んだ。先日行われたFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦では善戦したチェルシーだったが、この日のビッグロンドンダービーでは低調なパフォーマンス。開始早々に失点すると、その後は反撃に出たもののゴールは生まれず。すると後半に入ると、一気に崩れて4失点。0-5と大敗を喫した。

試合後、指揮官のポチェッティーノ監督は、「我々は一貫性のなさを見せており、それが今の順位にいる理由だ」とコメント。チームの調子の波の激しさに苦言を呈した。

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「(マン・シティ戦で)素晴らしいパフォーマンスを見せることもあれば、今日のようなパフォーマンスを見せることもある。そして悪い日はとことん悪い」

「ウェンブリーでは素晴らしいパフォーマンスを見せた。アーセナルに負ける可能性があるとはいえ、なぜ3日前からの今日、このようなことになってしまったのか?」

「状況的にさまざまな理由から変更を加える必要はあった。ただ、重要なのは一貫性だ」

また、この日はエースのMFコール・パーマーがコンディション不良により欠場。その影響について問われると、「それが試合に負けた理由ではないが、クリエイティブな選手を失った。そのような選手を失えば困難になる。しかし今日の原因はそれだけではない」と語った。

現在、勝ち点47で9位に位置するチェルシー。現在2試合未消化ではあるものの、EL出場圏内の5位トッテナムとの勝ち点差は13と厳しい状況に置かれている。

「我々は最初から優勝争いをしていなかったし、優勝争いをするチームとの対戦は厳しかった。これは偶然ではない。我々は別の方法で戦う必要があるが、これまでの情報や結果を踏まえて、来シーズンは異なるポジションにいたいと考えている。我々は決断する必要がある」

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