スパルタ・ロッテルダムの三戸舜介が、引き分けに終わったAZ戦を振り返った。
スパルタ・ロッテルダムは2日、エールディヴィジ第24節でAZと対戦した。序盤こそ押し込む時間を作ったスパルタ・ロッテルダムだが、徐々に相手にペースを握られると、25分に菅原由勢に決められて失点を許してしまう。それでも、後半に入って74分に左サイドを攻略してゴールを奪取。そのまま試合を終え、追いつく形で勝ち点1を獲得した。
1月の移籍でスパルタ・ロッテルダムに加入した三戸は、8試合連続の出場となった中、AZ戦では73分までプレーした。前半には鋭い抜け出しからチャンスメイクする場面もあったが、後半はボールに触る機会が少なく「後半は何もやっていなかったと思います。(自身の出来には)納得はいっていないです」と悔しさを口に。また、「自分はボールに触らないと持ち味を出せないというか、触ることで勢いに乗っていくタイプなので、もっとボールに触るようにしないといけない」と課題に向き合っている。
オランダに移籍して約2ヶ月が過ぎ、「自分のクイックネスは通じる部分がある。そういうところは生かしていきたい」と手応えを感じているところはある。一方で、「フィジカル面のところで当たり負けしたり、走り負けしたりしている。スピードのところは日本では結構武器にしてきたけど、こっちだとそこまで目立たないからこそ、いろいろ考えながらという段階」と語るなど、欧州に来たからこその難しさも感じているようだ。
また、文化や言語の違いもあって「伝えたいことを伝えられない時があって、そこで少し落ち込んでしまうところがあるし、それがミスにつながったりしている」と明かし、その上で「もっとメンタル面も強くならないといけない」と前を向いた。
新たな土地、新たなサッカーに身を置く中で難しさを感じている三戸は、この状況を乗り越え、さらに結果を残せるようにと努力を続けている。
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