オランダの名門アヤックスは17日、2025-26シーズンからクラブのエンブレムを変更すると発表した。
1900年に創設され、これまでUEFAチャンピオンズリーグ優勝1回、エールディビジ優勝36回などを誇る名門アヤックス。そして創立125周年を迎える2025-26シーズンから、エンブレムを変更すると発表した。かつて使用されていた写実的なデザインが復活する。
34年ぶりのエンブレム変更について、メノ・へーレンCEOは「アヤックスは(2025年)3月18日に125周年を迎える。この記念式典で、クラシックエンブレムの復活を発表する。多くのファンが長年この願いを抱いてきたことはわかっているし、125周年はクラシックエンブレムへ戻す絶好の機会だ」とコメントした。
さらにヘーレン氏は、「アヤックスのDNAに忠実であり続けることで、我々は最高のパフォーマンスを発揮できると証明し続けてきた。だからこそ、フットボール哲学からコアバリューまで、クラブ内でそのDNAを守るために様々なことを行っていく」とし、クラシックエンブレムがアヤックスの伝統を守るために必要だと説明した。
「クラシックエンブレムの復活は、このコミットメントを象徴するものであり、我々が持つ豊かな歴史への感謝であり、クラブの未来に向けた架け橋でもある」
また、取締役会のエルンスト・ブクホルスト氏も声明で「クラブとファン、そして我々にとって、125周年はエンブレムを戻すのに適した瞬間だ。この機会に関わることができてうれしく思う」とクラブエンブレムの変更をよろこんだ。クラシックエンブレムは、2025-26シーズンから正式に復活する。