日本代表は15日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第5節でインドネシア代表とアウェイで対戦している。
9月に幕開けしたアジア最終予選で好スタートを切り、3勝1分け無敗15得点1失点という圧倒的な成績で首位に位置する日本。アウェイ2連戦となる11月シリーズの初戦、ここまで3分け1敗のインドネシアと激突した。
これまで最終予選4試合でスタメンだった谷口彰悟と上田綺世が不在の中、森保一監督は引き続き[3-4-2-1]を継続。GKには鈴木彩艶、3バックは右から橋岡大樹、板倉滉、町田浩樹が並んだ。ボランチでは遠藤航と守田英正がコンビを組み、右WBに堂安律、左WBに三笘薫、2シャドーには鎌田大地と南野拓実を配置。最前線には小川航基が入った。
約7万8000人収容「ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム」ではチケット完売。完全アウェイの雰囲気と激しい雨が降り注ぐ中、徐々に攻防は激しくなる。すると9分、日本はボックス左に侵攻した三笘からパスを受けた鎌田がシュートを放つ。これを相手DFにブロックされると、そのままカウンターを受け、ラグナー・オラットマングーンに最終ラインを抜け出されるも、ここはGK鈴木が一対一を防いで窮地を救った。
その後、立て続けにサイドからの侵攻を許した日本だったが、前半半ばに差し掛かると、徐々に攻勢に。18分にはボックス右手前からの堂安のクロスを小川がヘディングシュートを放つも枠外に、23分には三笘のパスを受けた鎌田がボックス手前から左足を振り抜くも、GKマールテン・パエスにキャッチされた。
迎えた35分、ボックス左手前から町田がボックス内に横パス。守田を経由し、ボックス左の鎌田にパスが渡ると深い位置から折り返し、最後は小川が押し込んでゴールネットを揺らした。
均衡を破った日本はさらに40分、鎌田のスルーパスに抜け出したボックス左の三笘が中央にパス。走り込んだ南野が左足で合わせると、ボールはゴール左ポストに当たってゴールに吸い込まれた。その後、日本は終盤に危ない場面を迎えるも、2点をリードして前半を終えた。

