元フランス代表MFエリック・カントナ氏が、古巣マンチェスター・ユナイテッドを批判した。
『The Athletic』などの複数メディアは15日、マンチェスター・Uのフットボール部門を統括する『INEOS』グループがアレックス・ファーガソン元監督とのアンバサダー契約終了を本人に通達したことを報道した。
ファーガソン元監督はいわずと知れたマンチェスター・Uの伝説的指揮官。13度のトップリーグ制覇や2度のチャンピオンズリーグ制覇など、約30年指揮した同クラブを世界的な名門に押し上げた功労者だ。
現役時代、マンチェスター・Uのエースナンバー7を背負ってファーガソン監督とともにマンチェスター・Uで4度のプレミアリーグなどを勝ち取ったカントナ氏はこの決定について、「サー・アレックス・ファーガソンは死ぬまでクラブで自分な好きなようにできるはずだ。まったくもって敬意を欠いている。恥ずべきことだ。ファーガソンは永遠に私のボス。(決定した)全員をゴミ箱にぶち込むぞ!」と怒りを示した。
なお、報道によれば『INEOS』グループはコスト削減の一環として、年間数百万ポンドとされるファーガソン氏との契約の解消を決定した模様。ファーガソン氏とは友好的に合意したとみられている。また、現在も多くの試合をスタジアムで観戦しているファーガソン氏は今後もオールド・トラッフォードで歓迎されるとされている。