マンチェスター・ユナイテッドは30日、パリ・サンジェルマン(PSG)からウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテを獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、1年間の延長オプションが付随している。
現在23歳のウガルテは母国クラブのフェニックスで2016年にデビュー後、ポルトガルのファマリカンとスポルティングCPを経て、昨夏にPSG入り。タイトな守備とボール奪取能力に定評があるボランチは、昨季に同クラブで公式戦37試合に出場した。また、2021年にデビューしたウルグアイ代表では今夏のコパ・アメリカ2024で全6試合に出場するなどレギュラーポジションを確保しており、通算22キャップを記録している。
そのウガルテをマンチェスター・Uが獲得することに成功。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、マンチェスター・Uは5000万ユーロ+ボーナス1000万ユーロ(計:約96億円)の移籍金でPSGと合意したとのことだ。
昨季にプレミアリーグにおけるクラブ史上最低の8位に終わったマンチェスター・Uは、テン・ハーグ監督体制3年目に向けた今夏に積極補強を敢行。DFレニー・ヨロ、DFマタイス・デ・リフト、DFノゼア・マズラウィ、FWジョシュア・ザークツィー、そしてウガルテの5選手に推定で計2億2000万ユーロ(約353億円)以上を費やしている。
ウガルテは公式サイトを通じて加入を次のように喜んでいる。
「世界中から称賛されている、このような大きなクラブに加入できるのは信じられない気持ちだよ。フットボールの指導者たちが私と話し合ったプロジェクトは、非常にエキサイティングなものだった。マンチェスター・ユナイテッドは野心的なクラブで、僕も野心的な選手だ」
「サポーターの情熱は僕にとってとても大切なもので、ユナイテッドのファンがどれだけすごいか知っているし、オールド・トラッフォードを経験するのが待ちきれない。僕は成功したいという強い意志を持っている。チームメイトのために犠牲を払い、すべてを捧げるよ。共にタイトルを獲得し、このクラブが必要とするレベルに到達するために戦う」





