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日本代表、中止となった北朝鮮戦の3-0不戦勝が決定! W杯最終予選進出&アジアカップ出場権獲得

JFA(日本サッカー協会)は30日、中止となった北朝鮮代表vs日本代表が没収試合となり、3-0扱いでの日本の勝利が決まったことを発表した。

21日に北朝鮮代表とホームでアジア2次予選第3節を行い、1-0で勝利した日本。26日に平壌での折り返しのアウェー戦を行う予定だったものの、AFCは22日、「3月26日開催予定だった北朝鮮対日本は予期せぬ事情により予定どおり開催ができなくなりました。3月20日に北朝鮮サッカー協会からやむを得ない事情により中立会場に変更する必要があるとの通知をAFCが受けたことで、FIFAおよび関係者と協議の上、決定いたしました」と発表し、開催直前での中止となった。

試合の取り扱いに関してJFAが「FIFA の然るべき委員会に付託され、さらなる決定が下される」と発表していた中、30日に日本の不戦勝が決定した。

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日本サッカー協会の宮本恒靖会長は決定を受けて、「3月26日に平壤で試合が行われなかったことについて、日本時間の本日未明にFIFA規律委員会の決定内容を受け取りました。この試合の取り扱いに関するステイタスが更新されたことは良かったと思います。ワールドカップ予選突破に向けて、森保監督やスタッフ、選手たちには引き続き良い準備をして試合に臨んで欲しいですし、JFAとしてもしっかりとサポートをしていきます」とコメントした。

また、森保一監督は「没収試合で日本の勝利という結果の通知を聞きました。選手たちの大切な出場機会が失われたことに変わりありませんが、一つ前に進んだとポジティブに捉えています。当然この結果に満足することなく、6月の代表活動、最終予選、ワールドカップ本番へと力を積み上げていきたいと思います」と語った。

3-0の勝利扱いとなった日本はこれで、2次予選グループBで4連勝に。勝ち点を12まで伸ばしたことでグループ2位以内が確定し、最終予選進出を決めるとともに、2027年1月にサウジアラビアで開催されるアジアカップ2027の出場権を確保した。

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