リヴァプールは26日、指揮官のユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することを発表した。
ドイツ人のクロップ監督は2015年にドルトムントからリヴァプールの指揮官に就任。2019-20シーズンのプレミアリーグやFAカップ優勝、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ制覇など6つの主要タイトルを獲得し、欧州サッカー界で隆盛を極めた。
昨年11月に辞任の意向をクラブに伝えていたことを明かしたクロップ監督は「この決断に多くの人がショックを受けるのはわかっている。私はこのクラブのすべてが大好きで、街もサポーターもチーム、スタッフも大好きだ。すべてを愛している」と語りつつ、決断理由を語った。
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「だが、決断しなければならない時がある。なんと言えばいいだろうか…エネルギーがなくなってきたんだ。今は大丈夫だが、いつか発表しなければならない時がくるとわかっていた。この仕事を何度も何度も継続するのは簡単なことではないんだ」
なお、クロップ監督はドルトムント時代に香川真司や丸岡満を指導し、リヴァプールでも南野拓実を獲得。今季にはシュトゥットガルトから遠藤航を補強するなど、そのキャリアで日本人選手たちへの信頼感を度々示してきた。