ボーフムの日本代表FW浅野拓磨が今季公式戦6ゴール目をマークした。
ボーフムは16日、ブンデスリーガ第15節でウニオン・ベルリンと対戦。浅野は今季開幕から15試合連続スタメンを継続した。
その浅野は30分、ボックス左に走り込んで後方外側からのスルーパスをダイレクトシュート。ゴール左にうまく飛ばしたが、相手GKの好セーブに遭って先制点とはならない。
それでも、前半アディショナルタイムに浅野のゴールでボーフムが均衡を崩す。左CKにベルナルドが頭で合わせたシュートはDFにブロックされるも、浮いたルーズボールにいち早く反応した浅野が豪快にシュートを叩きこみ、先制点をもたらした。浅野はこれが今季リーグ戦5ゴール目、公式戦6ゴール目となった。
迎えた後半、ボーフムは54分に浅野が起点となって加点する。GKのフィードをハーフウェーライン付近で受けた浅野が仕掛けてスルーパス。左サイドのアントウィ=アジェイが上げたクロスを最後は正面のパシエンシアが押し込んでスコアを2-0とする。
その後、ゴールエリア左で放った枠内シュートがGKに阻まれるシーンもあった浅野は、74分に右からのクロスをオーバーヘッドキック。しっかりミートさせてシュートをゴール方向へ飛ばしたが、これは惜しくも枠を捉えることができない。
それでも、77分に獲得したPKをシュテーガーが決めたボーフムは、そのまま3-0で完勝。試合を通じてキレのある動きを見せた浅野の活躍もあり、貴重な今季3勝目を手にしている。

