プレミアリーグ第13節のマンチェスター・シティ対リヴァプールが25日にエティハド・スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点28で首位に位置するマン・Cと、勝ち点27で2位につけるリヴァプールによる首位攻防戦。マン・Cでは負傷で出場が懸念されていたハーランドが無事にスタメン入り。一方のリヴァプールでは、前節にフル出場していた遠藤航がベンチスタートとなった。
マン・Cがボールを保持率を上げていった序盤だが、最初に決定機を得たのはリヴァプール。16分、右サイドからサラー入れたクロスに正面のヌニェスが合わせる。このヘディングシュートがゴール左を捉えたが、ここはGKエデルソンのファインセーブを前に先制とはならない。
すると、27分にマン・Cのエースが試合を動かす。GKアリソンの中途半端なパントキックを敵陣でアケが拾うと、最後は正面でパスを受けたハーランドが冷静にネットを揺らし、先制点を記録。今季リーグ13試合で14ゴール目のハーランドは、史上最速となるプレミアリーグ48試合目での50ゴール達成となった。
さらにシティは44分にフォーデンがゴール右隅を捉える鋭いミドルシュートを放つ。だが、これはGKアリソンの好セーブを前に2点目とはならず、1点リードのまま前半を終えた。
迎えた後半は一進一退の攻防が続く。その中でシティは、68分にCKから接触プレーで態勢を崩したGKアリソンがハイボールをこぼすと、これに詰めたルベン・ディアスがネットを揺らす。しかし、これはアカンジがGKアリソンへのキーパーチャージを取られて取り消しとなる。
すると、リヴァプールが80分に追いつく。ペナルティアーク右付近で外のサラーから横パスを受けたアレクサンダー=アーノルドが素早く右足を振る。鋭いシュートをゴール左に突き刺し、1-1のタイスコアとした。
その後、リヴァプールのクロップ監督は85分に遠藤をボランチとして投入。その遠藤はドクへのレイトタックルでイエローカードを受ける場面もあった中、身体を張って守備に集中する。
結局、試合はそのままスコアが動くことなく終了。好勝負の首位攻防戦は1-1のドロー決着で勝ち点を分け合った。




