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バイエルンに敗れた川崎F、鬼木監督が感じたブンデス絶対王者の強さは?

『スカパー!ブンデスリーガジャパンツアー2023 Audi Football Summit』の川崎フロンターレ対バイエルンが29日に国立競技場で開催され、1-0でバイエルンが勝利した。鬼木達監督が会見で試合を振り返った。

試合は、バイエルンが前半を一進一退で終えて0-0で迎えた後半、58分にライアン・フラーフェンベルフとのワンツーでゴール前に抜け出したヨシップ・スタニシッチがシュートを沈めて先制。後半途中までに先発全選手が入れ替わった中で、川崎Fも積極的に同点弾を狙いにいったがネットを揺らせず、試合はそのまま終了した。

試合後、鬼木監督は「バイエルンという素晴らしいチームと試合ができたこと、多くのサポーターが集まってくれたことに感謝しています」と関係者やサポーターに感謝し、総括として以下のように続けた。

以下に続く

「勝てるチャンスもあったと思いますが、勝負ということに関してはもう少しチャンスを活かしたかったですね。多くの選手がチャレンジしてくれた面もあれば、若い選手にはもっと思いきってやってほしかった思いもあります。いずれにせよ、次の試合につなげていくことが大事だと思います」

また、ブンデスリーガ11連覇中のバイエルンの強さを感じた点として、鬼木監督は「強度が高い中でしっかりとした技術がある。スピード感を持った中でどれだけ技術や質の差を出せるかというところが、ゲームに大きく影響したと思います」と口にし、ラストプレーでの質の面で差を感じたことを明かした。

「外から見ていると、スペースがあるように感じました。選手も、もっとボールを動かせる感覚がある中で、実際にはボールを失っていた。最後のところでクオリティの差を感じましたね」

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