バイエルン・ミュンヘンは18日、ナポリから韓国代表DFキム・ミンジェを獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの5年間で、背番号は「3」に決定した。
昨夏にフェネルバフチェからナポリに加入したキム・ミンジェはチームの主力として活躍し、昨季に公式戦45試合に出場。攻守両面において存在感を示し、33年ぶりのセリエA制覇に大きく貢献した。
2022-23シーズンのハイパフォーマンスにより世界中のビッグクラブからの関心が伝えられていた中、マンチェスター・ユナイテッドなどとの争奪戦を制したのはバイエルン。クラブはナポリとの間に設定されていた契約解除金の5000万ユーロ（約78億円）程度を支払い、26歳のセンターバックを手中に収めた。この移籍金はアジア人史上最高額となっている。
ブンデスリーガ11連覇中の絶対王者の一員となったキム・ミンジェは「バイエルンはすべてのサッカー選手の夢のクラブ。ミュンヘンで待つ今後のすべてが本当に楽しみ。僕にとっては新たなスタートで、ここで成長し続けたい。クラブと話をして、僕に対する関心がいかに強いかすぐに理解できた。多くの試合に出場し、可能な限りのタイトルを獲得したいね」と、加入の喜びと意気込みを語った。
なお、バイエルンは今月のプレシーズンツアーで来日し、マンチェスター・シティ、川崎フロンターレと日本で対戦する。
