群馬DF畑尾が「障がい者就労支援事業」立ち上げ、クラファンもスタート。「養蜂で経験・自立・安定した収入」を

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1月24日、ザスパクサツ群馬のDF畑尾大翔が会見を開き、今年4月の「障がい者就労支援継続事業B型事業」の開始に向けて『株式会社 PiiS Road』を設立すると発表。クラウドファンディングもスタートした。

畑尾はもともと、「PiiS FLY(ピースフライ)」という一般社団法人を立ち上げ、病院や特別支援学校、児童養護施設への訪問をしてきている。その背景には自身が早稲田大学在籍時に肺血管に血が固まってしまう慢性肺血栓塞栓症という重い病を患い、サッカーを奪われ、2年の闘病生活をした経験がある。

「闘病中、大学時代のサッカー部の支えと『サッカー選手になりたい』という夢がなかったら、前向きになれなかったし、治療方法も探していなかった。そして、この経験こそが自分の強みであり、これを伝えていくことがお世話になった方への恩返しであり、使命。その思いが現在の活動、事業へとつながっています」

「障がい者の方たちには、18歳まで特別支援学校はありますが、その年齢を過ぎたとたんに、社会的な居場所がなくなります。施設に行くか家族の介護。その現状を知ったときに、この事業を思い付きました。障がい者と健常者、みんながなんとなく引いてしまっている垣根をなくすことが最終目標です」と語った。

そして、この最初の作業所では、事業の一つの柱として「養蜂」を取り入れるという。

ヨーロッパでは、養蜂に関わる作業は「障がいを持った方に適した仕事」として推奨されているとのこと。単純作業の繰り返しであること、違いを見つける能力に優れているので、たくさんのミツバチの中から一匹だけいる女王蜂を早く見つけられること、など障がいを持つ作業者と相性がいい仕事だとされる。

また蜂蜜は、消費期限が長く、廃棄部分がほとんど出ないこと、さらにお菓子や化粧品にも活用できることから将来的に物販やカフェ運営の可能性にもつなげられるという。この事業であれば、継続的なサポートと自立するための経験が積め、技術を身につけるという将来的な目標にもつながる。

事業スタートに向けて、クラウドファンディングを1月31日に開始。目標である1,000,000円は、2日で達成したが、さらなるサポートにつながる賛同者を現在も募集している。

「今度は僕が支える番!」という熱い思いとともに始まった畑尾のデュアルキャリアを応援したい。クラウドファンディングは以下で行える。

https://camp-fire.jp/projects/view/535323