2018ロシア・ワールドカップの熱戦を現地で見るために…チケット購入方法は？

2017-18シーズンはサッカー界最大のイベントであり、来年夏にロシアで開催されるFIFAワールドカップで締めくくられる。
すでに各大陸予選が幕を閉じ、本大会のグループステージ組み合わせ抽選会が12月1日にモスクワで開かれる。そして対戦カードと開催都市が決まると、世界中で世界最高峰のサッカーの試合のチケットを求める動きが一気に加速されることになるだろう。

来年6月～7月に自分の国を応援しにロシアへ行こうと思っている方に向け、『Goal』のガイドではワールドカップチケットの販売に関するすべてをお届けし、今後も新たな情報がリリースされるたびにアップデートしていく。

ワールドカップのチケットはFIFA.comのチケッティングサービスにより発売され、すでに第1フェーズは今年9月14日からの発売が開始されている。チケットは2つのフェーズ、そしてそれぞれのフェーズで2つのステージに分けられて販売される。

フェーズ1の第1ステージは9月14日から10月12日までとなっており、その段階ではチケット購入の応募者は公平な抽選により当選者が決定され、その結果は11月16日に発表となっていた。その段階ではもちろん、どのチームの試合になるかはわからない状況で、マッチナンバーと会場を選び応募をしていたことになる。フェーズ1の第2ステージは、11月16日から28日まで開かれており、フェーズ1に割り当てられたチケットのうち、第1ステージで売れ残ったチケットが先着順で販売されている。

フェーズ2も同じような形で2つのステージに分かれて売り出されるが、この段階ではファンはどのチームの試合、というのがわかった状況での応募となる。ランダムな抽選形式による販売ステージは、組み合わせ抽選会直後の12月5日から1月31日の期間でオープンされている。

フェーズ2の第2ステージは3月13日から4月3日の期間となっており、この期間では先着順での販売となる。また開幕間際での販売も予定されており、それは4月18日から決勝戦の行われる7月15日までオープンされることになっている。

FIFAはワールドカップのチケットを4種類のカテゴリーに分けて販売する。カテゴリー1～3まではオンラインチケット販売により世界中のファンに向け販売される。

カテゴリー4はロシア在住者のみへの販売となり、少なくとも350,000枚のチケットは地元のファン向けに販売されることになる。

カテゴリー4のチケットは通常よりも安価となり、最安値のものはおよそ17ポンド（約2500円）となっており、一方でカテゴリー1～3までの最安値のチケットは80ポンド（約1万2000円）となっている。

アメリカドル（およびカテゴリー4のロシアルーブル）でのチケット価格は上記にある表の通りである。下図は2017年11月現在のレートでアメリカドルをイギリスポンドに換算した価格表である。