いよいよ2018シーズンのJリーグが開幕される。新たなシーズンに向けて各クラブが新背番号を発表し、J1クラブでは新たに9番を背負う選手が5名に。サッカーにおいて“9番”は、エースストライカー、点取り屋、試合を決定づける役割を担うことが多い。今年のJ1クラブでその9番を背負うのはどの選手なのか?J1クラブの9番を背負う男たちを特集する。
■北海道コンサドーレ札幌
FW都倉賢
昨季はFWジェイに次ぐ9得点を記録し、チームの16年ぶりのJ1残留に貢献した。187センチ、80キロという強靭なフィジカルが魅力。札幌で5シーズン目を迎えるストライカーが、ミハイロ・ペトロヴィッチ新監督の下、新たな境地を見出だせるか。
■ベガルタ仙台
空き番
昨季9番を着用していたFW平山相太の現役引退に伴い、現在は空き番となっている。
■鹿島アントラーズ
FW鈴木優磨
2016年にブレイクを果たし、2017年から背番号9を担うも、昨季の成績はJ1リーグ戦26試合出場で6得点と、満足のいく成績ではなかった。21歳ながら物怖じしない強靭なメンタルとゴールへの嗅覚でさらなる覚醒を誓う。
■浦和レッズ
FW武藤雄樹
2015年に浦和へ加入すると、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、才能が開花。2年連続で二桁得点を記録するも、昨季は6得点にとどまった。浦和にとって立て直しとなるシーズン、武藤の奮起が求められる。
■柏レイソル
FWクリスティアーノ
昨季チームトップの12得点を記録したクリスティアーノ。ACLプレーオフでも2得点を挙げるなど、その得点力は健在。FW伊東純也、大宮アルディージャから加入したMF江坂任とのコンビネーションで、昨季以上の得点を重ねられるか。
■FC東京
FWディエゴ・オリヴェイラ
今季柏レイソルから期限付き移籍で加入。2016年は12得点を記録する活躍を見せたが、昨季はJ1リーグ27試合で5得点にとどまった。長谷川健太新体制のもと、Jリーグアジアチャレンジではスタメン出場を果たしていただけに、そのポテンシャルへの期待感は大きいはずだ。
■川崎フロンターレ
FW赤﨑秀平
ユニバーシアード日本代表歴のあるストライカー。昨季は鹿島アントラーズからガンバ大阪へ期限付き移籍するも、J1で14試合1得点にとどまった。新天地の川崎Fで、そのポテンシャルを開花できるか。
■横浜F・マリノス
FW大津祐樹
元日にテレビ朝日アナウンサーの久冨慶子さんと結婚。柏レイソルでは背番号10を任されたが、横浜FMでは9番を背負う。昨季10番を背負ったMF齋藤学が移籍したこともあり、攻撃をけん引する役割が求められる。
■湘南ベルマーレ
FWイ・ジョンヒョプ
昨季FWジネイが背負った9番を任されたのは、釜山アイパーク(韓国)から期限付き移籍で加入した韓国代表FW。188センチの身長を生かし、得点を量産することが期待される。
■清水エスパルス
FW鄭大世
朝鮮民主主義人民共和国代表として南アフリカ・ワールドカップに出場したほか、ドイツなどでもプレーした経験を持つ百戦錬磨の33歳ストライカーが、清水で4シーズン目を迎える。昨季はチームトップの10得点を記録したほか、キャプテンとしてチームをまとめる役割も果たした。
■ジュビロ磐田
MF太田吉彰
スピードと豊富な運動量を生かし、サイドを切り裂くアタッカー。昨季は負傷の影響もあり、8試合の出場にとどまったが、磐田のさらなる浮上に太田のチャンスメイクは欠かせない。
■名古屋グランパス
MF長谷川アーリアジャスール
スペインから復帰後、湘南ベルマーレ、大宮アルディージャを渡り歩いた長谷川が新天地に選んだのは、風間八宏監督率いる名古屋。卓越したセンスを生かし、風間サッカーの中核になることが期待される。
■ガンバ大阪
FWアデミウソン
優れたテクニックを持つブラジル出身のクラッキ。華麗な得点シーンを何度も披露しているが、意外にも2016年の9得点が最多。レヴィー・クルピ新監督の下、エースとしての役割を任されるのか、それとも別の役割を任されるのか、注目だ。
■セレッソ大阪
FW杉本健勇
昨季はJ1全試合に出場し、キャリアハイとなる22得点を記録。得点王争いを最後まで演じ、名実ともにJリーグを代表するストライカーに成長した。昨季1点差で逃した得点王をつかむとともに、AFCチャンピオンズリーグ、そして日本代表としての活躍も期待される。
■ヴィッセル神戸
FWハーフナー・マイク
身長194センチ、体重92キロを誇る元日本代表FW。昨季7月、6シーズンぶりにJリーグへ復帰すると、J1で9試合に出場して2得点を挙げた。今季は188センチのFWウェリントンも加入。存在感を発揮することが求められる。
■サンフレッチェ広島
FW工藤壮人
昨季2年ぶりにJリーグへ復帰。FWピーター・ウタカの抜けた穴を埋めることが期待されたが、J1で18試合に出場し、3得点にとどまった。柏レイソル時代の2013年に19得点を記録した得点力の復活が望まれる。
■サガン鳥栖
FW趙東建
元韓国代表ストライカーが今季も9番を背負う。Jリーグデビューとなった昨季は、17試合に出場して5得点を記録。明治安田生命J1リーグ第19節で決めた、ハーフウェイライン付近からのロングシュートは、強烈なインパクトを残した。
■V・ファーレン長崎
FWファンマ
スペイン国籍のストライカー。身長187センチ、90キロと強靭なフィジカルを誇る。昨季はJ2リーグ戦32試合に出場し、チームトップの11得点を記録するなど、長崎のJ1昇格に大きく貢献。J1でも同様の活躍ができるか注目だ。
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