2018年が幕を明けたばかりではあるが、『Goal』ではデータサイト『Opta』協力のもと意外なデータをご紹介する。今回はゴール前に特化した数字を見ていこう。
2017年最もゴール数を挙げたのはトッテナムのFWハリー・ケイン。ケインは2017年56ゴールを挙げ、54ゴールをマークしたリオネル・メッシを抑え、ベストスコアラーに輝いた。特筆すべきはハットトリックの回数で、プレミアリーグでは8度3ゴールをマークした試合が存在している。
正確なシュート技術を武器にしているケインだが、枠内シュート率や決定率というデータになると、トップに立ったのは意外な選手であった。50本以上シュートを放った選手の中で、最も枠内に収めている確率が高いのはブレーメンのFWマックス・クルーゼ。75.6%という数字を記録し、2位のアウクスブルクFWアルフレッド・フィンボガソンの68.3%を大きく上回った。
同様に決定率でもクルーゼがトップに立ち、32.6%をマークする。つまり1試合に3本シュートを打てば、いずれかはゴールに繋がるという計算だ。ブレーメンの試合において、クルーゼがボールを持ったときに注目してみても面白いかもしれない。


