Steven Gerrard Rangers LiverpoolGetty/Goal

2014年“スリップ”で優勝逸失のジェラード「気持ちが楽になる」と古巣のPL制覇願う

リヴァプールで活躍し、現在レンジャーズを指揮するスティーヴン・ジェラード監督は、古巣がプレミアリーグを制すれば2014年の悪夢を払拭できると語った。

1998年のデビューから2015年にロサンゼルス・ギャラクシーに加入するまで長年リヴァプールで活躍したジェラード監督。しかし、チャンピオンズリーグやFAカップ、リーグカップでタイトルを獲得したものの、プレミアリーグ制覇には手が届かず。最も近づいた2013-14シーズン、4月のアンフィールドでのチェルシー戦では脚を滑らせて失点に関与してしまった、かの有名な“スリップ”もあり、黒星を喫したリヴァプールは最終的に2位に甘んじ、マンチェスター・シティにリーグ制覇を許した。

一方、ジェラード監督が退団してから5年、今シーズンのリヴァプールは絶好調。ユルゲン・クロップ監督の下、チームは開幕から無敗を維持し、20節を終えて2位以下に勝ち点13差をつけて、30年ぶりのリーグ優勝に大きく近づく。

現状の古巣についてジェラード監督は、ポッドキャストの『The Greatest Game with Jamie Carragher』で「あの場面をよく考えてしまう。でも、リヴァプールがリーグで優勝すれば、間違いなく気持ちは楽になるだろう」と話し、当時を振り返った。

「リヴァプールのタイトル逸失に繋がった直接的な場面ではないと思うけど、私の心にいつまでも残っている。慰めの言葉をみんながかけてくれるけど、みんなの本当の気持ちを理解している。ブレンダン(ロジャーズ)もジョーダン・ヘンダーソンの欠場があの結果につながったと言っていた。シーズンを通して小さなことがあったのは確かだけど、あのタイミングで起きたのはあれだけだった」

「昨シーズンのチャンピオンズリーグで優勝したとき、ファンは本当に喜んでいたから、私の気持ちもマシになった。リーグ優勝は間違いなく気持ちを楽にさせてくれるはずだ。それに、レンジャーズでも成功できればさらに大きな助けになる。みんなが思っているよりも本当にタフな瞬間だった。20年間のキャリアの中でマヒしたような感覚はあの1度しかなかった」

また、ジェラード監督は2015年のリヴァプール退団を後悔しているとも明かした。「ブレンダンには今でも申し訳なく思っている。私の退団で彼は非難を浴びていたと思う。でも、彼が退団を促したわけではなく、彼はさらに1年間をオファーしてくれた。彼は私の残留を望んでいたんだ。それ以上に私は契約内容に失望していた」と言及。

続けて、2015年10月から就任したクロップ監督について「クラブと契約延長していれば、クロップの下でプレーできていたかもしれない。でも、私は彼のスタイルでプレーできるだけの脚がなかったから、彼から切られていたかもしれないね」と冗談を交えながら話している。

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