Shuto-Machino(C)Taisei Iwamoto

町野修斗が今季2点目のゴールを奪って勝利に貢献。シャルケを破り、キールが暫定首位に浮上

2.ブンデスリーガ第4節が25日に行われ、シャルケとホルシュタイン・キールが対戦した。

ここまで1勝2敗で13位につけるシャルケと2勝1敗で5位につけるキールが激突した一戦。シャルケの上月壮一郎がベンチスタートとなった中、キールの町野修斗は4試合連続でのスタメン出場となった。


試合は立ち上がりからこそ拮抗した時間が続いたものの、町野修斗とベネディクト・ピクラーの2人が効果的なポストプレーを繰り返すキールが少しずつ主導権を握っていく。すると、15分にゲームが動く。自陣からのテンポの良いパス交換からスティーヴン・スクリブスキが抜け出すと、思い切りのいいシュートは右のポストに直撃。この跳ね返りをピクラーが押し込み、キールが先制に成功した。

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これで余裕が生まれたキールは、シャルケの中途半端な攻撃を抑えては素早いアタックを披露。29分には再びポストの跳ね返りをピクラーが押し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

そして、39分に大きなポイントになるプレーが起きる。町野の素晴らしいポストプレーを起点に相手の最終ラインの背後にスルーパスが送られると、抜け出そうとしたピクラーを慌ててシャルケのロン・シャレンベルグがファウル。DOGSO案件で一発退場となった。

数的優位を得たキールは、後半に入っても相手の攻撃をうまく跳ね返しては攻撃を展開。迎えた59分には、トム・ローテのクロスをファーサイドに走り込んだ町野が合わせ、大きな2点目を奪った。

このゴールで勝利に前進したキールは73分に2トップを交代。町野もここでお役御免となった。一方、シャルケは77分に上月を投入。最後の反撃に出たが、得点には至らなかった。

そのまま逃げ切ったキールは、降格組のシャルケを相手に2-0の勝利。4試合を終えて暫定ながら首位に立った。

■試合結果

シャルケ 0-2 ホルシュタイン・キール

■得点者

ホルシュタイン・キール:ピクラー(15分)、町野修斗(59分)

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