■プレミアリーグ第26節 ワトフォード 4-1 チェルシー
ワトフォード:ディーニー(42分)、ヤンマート(84分)、デウロフェウ(88分)、ペレイラ(91分)
チェルシー:アザール(82分)
プレミアリーグは5日に第26節が行われ、チェルシーはワトフォードに1-4と敗戦を喫した。
前節、ボーンマス相手に本拠地「スタンフォード・ブリッジ」で0-3と完敗を喫したチェルシー。上位追走のため勝利が欲しい中、ワトフォードの本拠地に乗り込んだ。
しかし、ブルースはこの日も低調なスタートに。30分には、この日精彩を欠いていたバカヨコが危険なタックルで2枚目のイエローカードをもらい退場し、早々に数的不利に陥る。
さらに42分には、新加入のデウロフェウをエリア内で倒してPKを献上。これをディーニーに決められ、1点ビハインドで前半を折り返す。
後半に入っても、デウロフェウを中心に攻めるワトフォードに苦しむチェルシーは、64分に1月の移籍市場の目玉選手でもあるFWジルーを投入。勝利を目指してゴールを奪いに行く。4バックに変更して前がかりになるチェルシーは、ジルーの強さを使いながら活路を見出そうとするが、なかなかチャンスを作れない。
それでも、エースが1人で状況を打開する。82分、エリア手前でパスを受けたアザールは前を向くと、右足を振り抜く。これがネットを揺らし、チェルシーが同点に追いついた。
しかし、流れを変えるには至らず。同点直後にカウンターからデウロフェウにゴールを脅かされたチェルシーは、84分にヤンマートに決められ失点。再びリードを許した。
さらに88分には、この日好パフォーマンスをみせていたデウロフェウに、1人で持ち込まれ移籍後初ゴールを許す。スペイン人FWは、この直後にサポーターの大歓声を受けながらピッチを後にした。
失点の止まらないチェルシーは、後半アディショナルタイムにもペレイラにゴールを許す。結局、4失点を喫してアウェイで大敗した。
これで連敗となったチェルシー。昨季はリーグ戦で3失点した試合が1試合のみと堅守を誇っていたブルースだが、2試合で7失点と守備が崩壊している。




