元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が、バルセロナ(ラ・リーガ)のFWマーカス・ラッシュフォードに警告した。25日、『マルカ』が伝えた。
イングランド代表として63試合に出場し、通算30得点を決めたシアラー氏。プレミアリーグでは通算260ゴールの最多得点記録保持者でもある同氏は、今夏にマンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)からバルセロナに期限付き移籍したラッシュフォードについて「プロ意識に欠ける」と批判した。
「プロフェッショナルらしくない態度はいけない。なぜみんなが彼のことを心配しないといけないんだ?みんなが時間通りに来ているのに、彼だけが遅れているなんて。そんなのは間違っている」
UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節ニューカッスル・ユナイテッド戦で2得点を決めて勝利に貢献したラッシュフォード。しかし、その週の練習に2分遅刻したとしてラ・リーガ第5節ヘタフェ戦では先発メンバーから外されたと報道されていた。
シアラー氏は「ニューカッスル戦で素晴らしいプレーを見せた。特に2点目は信じられないくらい素晴らしかった」と評しつつ、「2分遅刻しようが20分遅刻しようが関係ない」とコメント。バルセロナでスタメンの座を確保するためには、態度を改める必要があると警告した。
「ラッシュフォードが残留を、特にローン移籍で望むなら、バルセロナのようなエリートクラブではそれは無理だろう。だって、君の代わりは常に誰かいるからね。ただ、ラッシュフォードが準備万端で、態度が正しければ、獲得可能な選手がいることは分かっているよ」
ラッシュフォードはここまで公式戦6試合に出場し、2得点2アシストを記録している。


