2冠達成のC大阪・尹晶煥監督、今シーズンを総括「あり得ないことが起きた1年」

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(C)Getty Images
天皇杯決勝が1日に行われ、セレッソ大阪と横浜F・マリノスが対戦した。試合は2-1でC大阪が勝ち、優勝が決定。試合後、C大阪の尹晶煥監督が記者会見に臨んだ。

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝が1日に行われ、埼玉スタジアム2002でセレッソ大阪と横浜F・マリノスが対戦した。試合は2-1でC大阪が勝ち、優勝が決定。これでC大阪はJリーグYBCルヴァンカップに続き、今季2タイトル目を手にした。試合後、尹晶煥監督が記者会見に臨んだ。

「J2のプレーオフから昇格して、2大会に優勝し、リーグ戦も3位に入った。あり得ないことが起きる1年を過ごしてきたと思います。誰か1人の力で成し遂げたものではなく、スタッフ、選手、セレッソに関わる大勢の皆さんが力を合わせた結果だと思います」と興奮気味に語る監督。「現役時代に優勝できなかった天皇杯を指導者として獲得できて、非常にうれしく思っています」と率直な喜びを口にした。

就任1年でこれだけの結果を残した尹監督は、チームの何を変えたのか。「勝とうとする姿勢です。チームで目指すプレーを、1人ではなく全員でよく表現できた。そして、自己犠牲をして最後まで諦めないところ。それが身体や精神に染みついて、勝利を導く原動力になったのではないかと思います」とチームの成長に目を細める。

そんな尹監督が最も大事にしていることは「信頼」だと言う。「お互いの人格を尊重し、チームとして目標とすることが合致した。もちろん反発する選手もいますし、陰で文句を言う選手もいるでしょう。僕も選手時代、そういうことを言ったことがあります。でも、時間が経てば自分が足りなかったと気づく時が来ますので、選手が変わるまで待ってあげなくてはいけません。いい結果を出せるのは、選手が変わってきているからだとも言えます」と説明した。

決勝ゴールを挙げたMF水沼宏太について話が及ぶと、「1年間順調にいけたのは、水沼がいたからだと言っても過言ではありません」と絶賛。「僕の考えをうまく選手たちに伝えてくれて、いろいろな面で僕のできない仕事を陰で頑張ってくれました。キャプテンでも副キャプテンでもないのですが、『このチームで何かを成し遂げないと』という気持ちがあったと思います」と、チームへの貢献度の高さを強調した。

「早く身体を十分休ませて、来シーズンへ向けて準備しなければいけないと思います。これからセレッソ大阪がもっと発展、成長できるのか、見極めていかないといけない」と翌月に控えるリーグ開幕を見据え、気を引き締めていた。

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