2017-10-29-kawasaki(C) Getty Images for DAZN

2位・川崎フロンターレが意地のドロー…小林悠の土壇場ゴールで追いつく/J1リーグ第31節

■J1第31節 柏 2-2 川崎F

柏:ハモン・ロペス(48分)、ディエゴ・オリベイラ(52分)
川崎F:知念(70分)、小林(90)

明治安田生命J1リーグ第31節が29日に行われ、柏レイソル(5位)と川崎フロンターレ(2位)が対戦した。試合は2-2のドローで終了した。

25日の天皇杯準々決勝で対戦した両チーム。その際は柏が川崎Fを下し、ベスト4入りを果たした。川崎Fにとっては逆転優勝を狙うためにも、中3日の対戦でリベンジを果たしたいところだ。

雨の影響でキックオフが約30分遅れてスタートしたこの試合。両チームともにパスワークを得意とするが、ピッチには所々に水溜りができており、まともにボールをつなぐことができない。スコアレスで前半を折り返すと、得点が動いたのは後半の立ち上がりだった。

48分、柏が相手DFの裏にボールを入れる。奈良竜樹が戻ってクリアを試みたが、クリスティアーノが奈良からボールを奪ってペナルティエリア右に進入。これを中央でフリーになっていたハモン・ロペスが難なく押し込み、柏が先制に成功する。

さらに直後の52分、柏のハモン・ロペスが左サイドの深い位置からクロスを入れる。中央で待っていたディエゴ・オリベイラが胸トラップから押し込み、連続ゴールで柏がリードを2点に広げた。

苦しくなった川崎フロンターレ。53分に三好康児を下げて知念慶を投入すると、これが功を奏す。70分、左サイドの車屋紳太郎がアーリークロスを入れると、フリーになった知念がヘディングシュート。これが決まって川崎Fが1点を返す。

さらに猛攻を続ける川崎F。試合終了間際の90分、再び車屋が左サイドからクロスを入れると、ゴール前の小林悠がヘディングシュートを左に沈め、土壇場で同点に追いついた。

後半アディショナルタイムも両チームともに決定機を作ったが、このまま2-2で終了のホイッスルを迎えた。

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