明治安田生命J1リーグ第28節が9月30日、8試合行われた。首位の鹿島アントラーズが敗れ、2位の川崎フロンターレが快勝。勝ち点差が5に縮まった。
5連勝中の首位・鹿島はアウェイでサガン鳥栖と対戦。後半は鹿島が主導権を握ったが、80分に失点。0-1で鳥栖に敗れ、連勝が止まった。鳥栖は3試合負けなし。
ヴィッセル神戸は53分にオウンゴールで先制点を奪うと、88分にはFWルーカス・ポドルスキが強烈なシュートを突き刺し、リードを広げた。2-0でアルビレックス新潟を下し、4戦負けなし。一方の新潟は16試合勝ちがない。
3位の柏レイソルはヴァンフォーレ甲府と対戦。スコアレスのまま終盤を迎えるも、89分に甲府のFWドゥドゥが個人技で持ち上がってミドルシュートを突き刺し、失点。0-1で甲府に敗れた柏は10試合ぶりの黒星となった。甲府は4月以来となる連勝。
FC東京とジュビロ磐田の対戦は、息詰まる攻防となった。互いに決定的なシュートも放ったが、クロスバーを叩くなど得点は生まれなかった。試合はスコアレスドローに終わっている。
15位のサンフレッチェ広島は、勝ち点差1で14位の北海道コンサドーレ札幌をホームに迎えた。60分、MFアンデルソン・ロペスのゴールで広島が先行するも、69分にPKを与えてしまい同点に。1-1の引き分けに終わり、広島は6戦負けがない。
大宮アルディージャは清水エスパルスと対戦。互いに意欲的な攻撃を展開するも、決定機を作ることができなかった。結果はスコアレスドロー。
ともに3戦勝ちがないガンバ大阪と横浜F・マリノスは、後半に点を取り合って同点に。1-1の89分、MF遠藤渓太がゴールを挙げて横浜FMが勝ち越した。2-1で横浜FMが勝ち、4試合ぶりの白星。
首位・鹿島に勝ち点差8をつけられている2位の川崎Fは、攻撃陣が爆発。19分のDF谷口彰悟のゴールを皮切りに、FW小林悠、DFエウシーニョ、MF森谷賢太郎がゴールラッシュを披露。5-1でセレッソ大阪に快勝し、9戦負けなしで首位との差を詰めた。
試合結果は以下の通り。残りの1試合は10月1日に行われる。
明治安田生命J1リーグ第28節
9月30日
サガン鳥栖 1-0 鹿島アントラーズ
アルビレックス新潟 0-2 ヴィッセル神戸
柏レイソル 0-1 ヴァンフォーレ甲府
FC東京 0-0 ジュビロ磐田
サンフレッチェ広島 1-1 北海道コンサドーレ札幌
大宮アルディージャ 0-0 清水エスパルス
ガンバ大阪 1-2 横浜F・マリノス
川崎フロンターレ 5-1 セレッソ大阪
10月1日
ベガルタ仙台 vs 浦和レッズ