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19歳J・フェリックス、フットボール界の次代を担うはずが早くも大ブレイク…ユーヴェ戦でリサイタル開く

「クラック(名手)が生まれた」。スペイン『マルカ』電子版はそのような見出しで、19歳の選手が大ブレイクを果たしたことを大々的に報じた。アトレティコ・マドリーFWジョアン・フェリックスのことである。

アトレティコは今夏、クラブ史上最高額の移籍金1億2600万ユーロをベンフィカに支払いJ・フェリックスを獲得。若手選手に支払う額としては、あまりに高すぎるとの批判もあったが、このポルトガル代表FWはプレシーズンの段階で同額が適正だった、もしくは安上がりだったように感じさせている。

7-3で大勝したマドリーダービーでは1ゴール2アシストを記録してMVPに輝き、その次のMLSオールスターズ戦(3-0)では鮮烈なミドルシュートでネットを揺らして、その才能が本物であることを示したJ・フェリックスだが、才能は継続的に煌めいている。10日に行われたユヴェントス戦(2-1)では、まさにリサイタルを開催した。

偉大な同胞、憧れの存在であるFWクリスティアーノ・ロナウド擁するチームを相手に、J・フェリックスは世界トップレベルと称せる2本のシュートでゴールを導いている。アトレティコの新7番はまず24分、DFキーラン・トリッピアーのクロスからユーヴェDFのマークを巧みにかわして右足で精度の高いボレーシュートを放った。ボールはMFトマ・レマルに当たってから枠に収まっている。そして33分にはレマルのロングパスからユーベの両CBの間を突破し、滑り込みながら右足でボールに合わせてネットを揺らしている。

ジョアン・フェリックスは当然のようにこのアトレティコ対ユーヴェのMVPに輝いたほか、スペインをはじめとした各国の『ツイッター』のトレンディングトピックスにその名を連ねるなど、話題を独占。次代の世界最高の選手候補が、まるで時代の寵児のような扱いを受けた。ディエゴ・シメオネ監督はユヴェントス戦後、そんな同選手をこう評している。

「ジョアンのキャパシティーは素晴らしい。チームが必要とすることに素早く適応している。多くのポジションでプレーするためのビジョンを有しているね。彼は今なお適応の段階にいて、そして何よりも素晴らしいのは学んでいく意欲があることだ」

「彼は学ぶ意欲を維持しており、だからこそ適応に要する時間はより短いものとなるだろう。彼には生来の才能がある。そして、そこに学ぶ意欲が加わわるならば、成果を挙げるための道はより短いものになるはずなんだ」

もちろん、J・フェリックスが活躍を見せたのはプレシーズンであり、その真価を発揮しなければならないのはシーズン突入後である。シメオネ監督の言うように、チームにしっかりと適応したときには、一体どれだけの輝きを放つのなるのだろうか。いずれにしてもリーガ、ひいてはこの世界に新たなクラックが誕生したことは、間違いなさそうだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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