ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが公開書簡を送り、自身の意見を明らかにしている。
ザニオーロは今冬の移籍市場でローマからの退団を希望。ボーンマスへの移籍の可能性が浮上したが、ザニオーロ側が拒否し、移籍は暗礁に乗り上げた。ザニオーロはミランへの移籍を希望したものの、合意に至ることはなく残留することが決まった。
ザニオーロは書簡の中で、「この数週間、僕について多くのことが語られ、書かれてきたが、その多くは真実ではない」と書き出し、こう続けている。
「僕はローマに見知らぬ者として到着し、ローマとロマニスティは私を彼らの一人として迎えてくれた。彼らは僕がケガをした闇の中でも自信を与えてくれた」
「この数か月、僕は自分のプロとしての将来がどうなるのか、理解しがたい微妙な時期を過ごした。しかし、僕は常に最高のプロ意識を持って、フィールドやトレーニングに取り組んできた」
「この数日、初めて自分自身と家族のことが心配になり、見捨てられたような気持ちになった。こんなことは初めてで、とても怖くなった。未来は僕らの手の中にある。僕は自分の力を伸ばし、ローマ・ファミリーに身を任せるよ」