ブレーメンは30日、アレクサンダー・ヌーリ監督(38)を解任したことを発表した。
今シーズン、ブンデスリーガ第10節消化時点で未勝利のブレーメンは勝ち点5で17位に低迷。29日にはホームでアウクスブルクに0-3で敗れ、ヌーリ監督の解任が決定されている。
ヌーリ監督は昨年の秋にブレーメン2軍から引き上げられ、ヴィクトル・スクリプニック前監督の後を継いだ。2016-17シーズンはリーグ戦13勝6分け12敗といった記録を残し、チームを最下位から8位へと導いていた。
しかし今シーズンに入ると、DFBポカールでの2戦を除いて白星を獲得できず。同じく順位表の下位に沈むケルンやハンブルガーSV、フライブルクとの試合もそれぞれスコアレスドローで終えている。
クラブ公式ウェブサイトの声明でヌーリ監督に感謝を告げたフランク・バウマンGM(ゼネラルマネジャー)は、当面はU-23チームのフロリアン・コーフェルト監督が暫定的にトップチームを率いることを発表。U-17チームのアシスタントコーチを務めていた元ドイツ代表のティム・ボロフスキらのスタッフ入りが決定したことも伝えた。
今シーズンのブンデスリーガにおいて、ヌーリ監督はアンドリース・ヨンカー氏(ヴォルフスブルク)、カルロ・アンチェロッティ氏(バイエルン・ミュンヘン)に次いで解任の憂き目にあった指揮官となる。11月3日に行われる次節ではフランクフルトとのアウェーマッチに臨むブレーメンだが、監督交代はチームに変化をもたらすのだろうか。


