エヴァートンがデイヴィッド・モイーズ元監督の復帰を画策しているようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えている。
今シーズン開幕前にトップ6に挑戦できると期待されながらも、23日にはホームで下位のノリッジ・シティに敗れるなどここまで4勝2分け7敗の15位に沈むエヴァートン。不振に喘ぐチーム状況を受け、マルコ・シウヴァ監督への風当たりが強まり、進退問題に発展している。
いつ指揮官交代に踏み切ってもおかしくはない状況の中、同メディアによるとエヴァートンはモイーズ氏とシーズン終了までの契約を結ぶことを検討している模様。候補者のリストの最上段に位置すると考えられている。
一方のモイーズ氏もグディソン・パークへの帰還に前向きの様子。2002年からマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任する2013年までの11年間にわたりトフィーズを率いてきた同指揮官は、2005年にはリーグ戦4位フィニッシュを飾り、2009年にはFAカップファイナルにチームを導いていた。
名将サー・アレックス・ファーガソンの後任として大きな期待とともにマンチェスター・Uに就任したが、1シーズンも持たずに解任。その後、レアル・ソシエダ、サンダーランド、ウェスト・ハムを率いていたが、2018年を最後に無所属となっている。
また、エヴァートンはその他に、ボーンマスのエディー・ハウ監督などの招聘にも興味を持っているようだ。同指揮官は2016年にも候補に挙がっていたが、クラブは最終的にロナルド・クーマン監督を迎え入れていた。現在はボーンマスで8シーズン目を送っており、シーズン途中での就任はやや現実的ではないと考えられている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
