SimeoneGetty Images

13分間の“悪夢”の4失点は「個人のミスから」…アトレティコ指揮官「些細なことが試合の流れを左右する」

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、アーセナル戦を振り返った。

21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節で、アーセナルと敵地で対戦したアトレティコ。前半はスコアレスで折り返したものの、57分からの13分間で4失点を喫し、そのまま0-4で敗れている。

敵地で厳しい結果に終わり、CL開幕から1勝2敗で18位まで転落したアトレティコ。試合後、シメオネ監督は会見で以下のように振り返っている。

「まずはポジティブな点から。先制点を喫するまでは良い戦いができていた。そして、その後はもっと良い守備ができたはずだ。相手は非常に守備が強く、ゴールも大量に奪った。セットプレーは非常に重要で、特にこういった大会ではあらゆる細部のプレーが主導権を握る鍵となる」

「0-2となる場面では、ミスを犯していた。不運だったのではなく、ただのミスだ。そして相手が素晴らしいプレーを見せ、20分以内にあらゆるチャンスでゴールを奪っている。前半のフリアン・アルバレスのポストに当たったシュートは、もう過去のものになってしまった……。チームはよく戦ったが、この試合で得られた教訓は、決断力と細部のプレーが決定的な要素になるということだ」

また、13分間の4失点について「個人のミスがチーム全体に影響を及ぼした。マークをミスしたり、ファールで止めなかったり……0-3の場面については、リアクションが弱々しかった。こうした些細なことが試合の流れを左右する」と明言。そのうえで「集団で解決できることには取り組んでいくが、個人の問題はより難しい。集団で個人のミスをカバーするために、我々は取り組んでいく」と改善を誓っている。

アトレティコの次戦は27日、ラ・リーガ第10節でレアル・ベティスと対戦する。

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