セレッソ大阪FW杉本健勇が得点王獲得へ強気の姿勢を見せた。
来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げる横浜FMとC大阪が激突。13分にダビド・バブンスキーのゴールで横浜FMが先制したが、後半にC大阪が4ゴールを決めて逆転勝利を飾った。
「必ず1点追い付けば、絶対逆転できる」とチームで話していたと明かす杉本は、水沼宏太のゴールで2-1と逆転に成功した直後に、貴重な3点目をマーク。
「僕が行ってる間にがんばってる選手はたくさんいるし、こうやって帰って来て、すぐに使ってもらってるからには、僕自身、結果を残さないといけなかった」と、この試合へ臨む並々ならぬ意気込みを語った杉本。日本代表の欧州遠征では、ブラジル戦、ベルギー戦の2試合ともに出場。しかし、自らが得点を奪えなかっただけでなく、代表としても2連敗という厳しい結果に終わった。
「個のレベルアップをしないといけないと感じたし、まだまだやるべきことは多い」と厳しい表情で、欧州遠征の課題を挙げた杉本だが、この試合でリーグ戦20得点目を挙げ、興梠慎三と並んで得点ランクトップに立った。
「まだ通過点。あと2試合あるので、1番になりたい。ならないとダメ。だから楽しみにしててください」と残り2試合で得点王を目指す意気込みを見せた。
杉本は18日が誕生日。キャリアハイを更新し続ける日本代表ストライカーの記念すべき20ゴール目は、自らを祝う嬉しいバースデーゴールとなった。
