オットマール・ヒッツフェルトは、古巣であるバイエルン・ミュンヘンに大型補強は必要はないと考えている。『スカイスポーツ』が報じている。
バイエルンは2016-17シーズン、チャンピオンズリーグでは準々決勝でレアル・マドリーに敗れ、DFBポカールにおいては準決勝でドルトムントを前に敗れ去った。ブンデスリーガで優勝は果たしたものの、長年クラブを支えたフィリップ・ラームやシャビ・アロンソの今シーズン限りでの引退も決まっており、大型補強が敢行されるという憶測が飛び交っている。しかし、かつてバイエルンで指揮を取っていたヒッツフェルトは大規模な補強の必要性はないと主張する。
「バイエルンが大きな変化を求めるとは思えない。攻撃では(ロベルト)レヴァンドフスキがいるし、(アリエン)ロッベンと(フランク)リベリは年齢が高いとは言え、完全にトップレベルの選手だ。ワールドクラスのアタッカーを獲得してきたとしても、その選手は不平を言うことになるだろうね」
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なお、すでにホッフェンハイムのニクラス・ズューレとセバスティアン・ルディが、来シーズンからバイエルンに加入することが確定している。さらに、チームの将来を担うことが期待されるチアゴ・アルカンタラの契約延長、キングスレー・コマンの買い取りオプション行使が決定済みだ。