2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)グループC第8節で日本代表と対戦するサウジアラビア代表が24日、埼玉スタジアム2002で公式会見に臨んだ。
前節の中国代表戦を1-0で勝利し、3位に浮上したサウジアラビア。2位のオーストラリアとの勝ち点差は「1」に迫っており、ここから逆転での本大会ストレートインを目指す。
会見に出席したエルヴェ・ルナール監督は、「明日の試合は我々にとって非常に重要だ。アジアでベストなチームと試合をするということは自覚している。ただ明日ピッチの上で戦う準備はできている」と意気込みを語った。
サウジアラビアは現在、負傷者を多数抱えている。中国戦後には、顔面キックを受けたハッサン・カデシュのほか、モハメド・カンノやローマ所属のサウド・アブドゥルハミドが負傷のため離脱した。それでも指揮官は、「確かに怪我人はたくさんいるが、それがサッカー。我々が状況に慣れて調整していく必要がある」と主張する。
「まだ我々には3試合残っている。明日は日本と試合をして、その後にバーレーン、そしてホームでのオーストラリア戦が最後にある。2位に浮上することはかなり厳しいと思っている。日本は非常に規律が取れている。また日本のサッカーに対する理念もよく知っている。我々に100%をぶつけてくることはわかっている」
前回の最終予選では、日本と同グループになりながらも首位で本体行きの切符を手にしたサウジアラビア。しかし、今回は最初の4試合でわずか1勝と不振に陥ると、ロベルト・マンチーニ監督を解任。2019年から2023年まで同国を指揮したルナール監督が再就任後も、1分け1敗でスタートし、前節ようやく同予選での新体制初勝利を飾った。
「もちろんは状況は3年前とは違うが、これがサッカーだ」と語る指揮官は、「予選の過程が難しくなろうが、多少楽になろうが、とにかく予選を通過して本大会に出ることが大事だ。それができれば、それまでのことはみんな忘れる」とW杯出場権獲得が至上命題であることを強調した。
対戦相手である日本はすでにその出場権を手にし、W杯優勝を目標に掲げている。そのことについて問われた指揮官は、「日本はとても良いチーム」と称賛すると、「やはり良いチームになると大きな野心を持つのは当たり前だ。W杯チャンピオンになることは大きな野心だ。だが、あれほど質の高い選手が揃っているので、将来はそれが可能になると思う」と見解を口にした。

