パルマの鈴木彩艶がジェノア戦で大活躍した。
19日に行われたセリエA第7節でパルマは敵地でジェノアと対戦した。パルマの日本代表GK鈴木は、この試合でも先発でピッチに立った。
ここまでわずか1勝のパルマは序盤からジェノアに押される展開となり、28分にはピンチを迎える。しかし、ヴィティーニャのヘディングシュートを鈴木が好セーブを見せてゴールを許さない。すると、42分にパルマにトラブルが発生。アブドゥライ・ンジャイがわずか5分間の間に2枚のイエローカードを受けて退場となった。
試合はスコアレスのまま後半に入ると、数的有利のジェノアが攻勢に出る。序盤からピンチを迎えるが、鈴木が連続セーブを見せて立ちはだかる。さらに、終盤にはジェフ・エカトールが至近距離からヘディングシュートを放つが、これも日本代表GKが阻止する。
このまま試合が終わるかに思われた後半アディショナルタイム、マリアーノ・トロイロがエカトールを倒してジェノアにPKが与えられる。しかし、マクスウェル・コルネがゴール左に放ったシュートを鈴木がセーブ。試合はそのまま終了を迎えた。
数的不利になりながらも再三にわたって鈴木が好守を見せたパルマは、敵地でジェノアとスコアレスドローで終わって貴重な勝ち点を手にした。
なお試合後、セリエA公式は、鈴木をこの試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出している。