鹿島アントラーズMF小笠原満男は4月16日、ユアテックスタジアム仙台で行われた明治安田生命J1リーグ第7節・ベガルタ仙台戦に先発出場。史上7人目となるJ1通算500試合出場を果たした。試合は4-1で鹿島が勝利。小笠原は85分に交代でピッチを退いた。
小笠原は岩手県出身の1979年4月5日生まれ。1998年に大船渡高から鹿島へ加入した。Jリーグデビューは、同年のJリーグ1stステージ第6節・ガンバ大阪戦。当時の背番号10、ビスマルクと交代で初出場を果たした。
1998年の成績は、5試合の出場にとどまったものの、1999年は15試合出場で4得点を記録。以降は毎年、二桁出場を果たしている。2006年にはメッシーナ(イタリア)へ期限付き移籍(2006年8月29日から2007年6月30日)をし、セリエAで6試合に出場して1得点(第7節・エンポリ戦)を記録した。
期限付き移籍期間を終えるとJリーグへ復帰し、2009年にはJリーグ最優秀選手賞を獲得。鹿島の中心選手、そして日本を代表する選手となる。
日本代表のデビュー戦は、2002年のキリンチャレンジカップ・ウクライナ代表戦。同年のFIFAワールドカップのメンバーにも選ばれ、グループステージ第3戦・チュニジア代表戦でFIFAワールドカップ初出場を果たす。2006年のFIFAワールドカップでは、グループステージの2戦・クロアチア代表戦と第3戦・ブラジル代表戦で出場している。
