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鹿島DF昌子源「しんどかった」…代表戦に続き大宮戦でもフル出場

明治安田生命J1リーグ第25節が9日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと大宮アルディージャが対戦した。試合は1-0で鹿島が勝利を収めた。試合後、鹿島のDF昌子源が日本代表での経験と今後の展望を語った。

これまでリーグ戦全試合でフル出場を果たしている昌子も、日本代表戦後の大宮戦は「しんどかったです」と話す。そして「先制点を取れたけど、なかなか追加点が取れず、特に最後の(大宮の)ロングスロー(攻撃)でかなり疲れました」と試合を振り返った。

昌子は日本代表に招集され、ホームのオーストラリア戦だけでなく、アウェイのサウジアラビア戦でもフル出場を果たしている。そのことについて話を振ると、「(W杯出場が)決まるか決まらないかの試合に出させてもらいましたし、実際決まった試合に出ていたので、そこはすごい特別感があった」と答えた。

だが、今日の大宮戦は、日程だけで見ても中2日。加えて、時差や気候の変化もある状態だ。ピッチ上で疲れを見せずいられるのは義務感なのか、それとも選手としてプレーできる喜びなのだろうか。

「今までの代表の人だって、全員こうやってやってきたと思うし、(元日本代表の小笠原)満男さんもソガさん(曽ヶ端準)も、いつも、こういう風にやって、今のあの人らの場所にいると思う。それを思うと、当たり前やないかな」と答え、「あと、信頼して剛さん(大岩剛監督)は僕のことを使ってくれる。今日、冗談かも知らんけど『疲れが顔に出てた』と言われたけど、それでもしっかり僕とナオ(植田直通)とソガさん(曽ヶ端準)を中心にゼロで抑えられた。そうやって(年齢が)下の(三竿)健斗だったりに、僕らが次に見せていく番だと思っている」と続けた。

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、選手やチームに対して“成長”という言葉を発していた。これから新たに取り組んでいきたいことは?と聞かれると、以下のように答えた。

「自分の足らないところを全部伸ばしていかないと。代表に生き残るとかそういう問題じゃなくて、代表が世界で勝つためには考えなきゃいけないと思う。試合(オーストラリア戦、サウジアラビア戦)に出た人だけじゃなくて、(日本代表に)選ばれる可能性のある全員が、そういう意識を持たないと(ワールドカップでは)勝てないと思う」

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