明治安田生命J1リーグ第5節、大宮アルディージャ対鹿島アントラーズが4月1日にNACK5スタジアム大宮で行われた。試合は1-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島の石井正忠監督が記者会見に臨んだ。
石井監督は試合を振り返り、「守備陣もじれずにしっかりボールをつなぐ形をしながら、やっぱり1点取れると少し落ち着くなという感じになりました。それでも最後は相手の布陣が変わった中で押し込む形になってしまいましたけれども、選手全員集中力を保って失点せずに終えた。非常に価値のある勝ち点3になったと思います」と総括した。
新人FW安部裕葵の起用について問われると、「彼は非常に動きだしがいいですし、個人で仕掛けられる選手なので、そこを期待して入れた。僕もそうですけど、彼自身も納得いくプレーはできなかったんじゃないかと思っています。能力は高いので、これをきっかけにチームの力になってもらいたい」と未来を見据える。
サポーターへのメッセージを求められた監督は「いつもこのスタジアムには鹿島サポーターの皆さんが多く足を運んでくれる。その声援が最後の最後に得点に繋がったり、守備陣が跳ね返す力になってくれるので非常にありがたいと思っています。本当に感謝しています。こういう喜びをまた何度も味わってもらえるようにしっかりチームで頑張っていきたい」と話した。「リーグ戦では今連勝してますし、今度はホームで戦える。また連勝を伸ばせるようにいい準備をしていきたい」と気を引き締めていた。
鹿島の次戦は4月8日に行われる明治安田生命J1リーグ第6節。ホームでセレッソ大阪と対戦する。
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