明治安田生命J1リーグ第21節が9日、9試合行われた。
暫定首位のセレッソ大阪はアウェイで清水エスパルスと対戦。前半にMF山村和也とMF木本恭生のゴールで2点を先行してハーフタイムを迎える。しかし、後半に入ると清水の反撃を受け、MF金子翔太とFW北川航也に得点を許し、同点に追いつかれる。さらに73分には北川にこの試合2点目のゴールを決められて逆転。2-3で敗れ、2試合ぶりの黒星を喫した。
C大阪を追う2位の鹿島アントラーズは、敵地でヴィッセル神戸と対戦した。スコアレスで迎えた後半立ち上がりに、神戸DF渡部博文に先制点を奪われたものの、69分に金崎夢生が同点ゴールを決める。金崎は86分にも勝ち越しゴールを決め、神戸に逆転勝利。3連勝で首位に浮上した。
浦和レッズはアウェイでヴァンフォーレ甲府と対戦した。7日にドイツ・ブンデスリーガ2部のインゴルシュタットへの移籍が発表された浦和MF関根貴大にとっては、浦和でのラストマッチとなった。関根がスタメン出場する中、浦和は19分にMF柏木陽介のゴールで先制。この1点を守りきり、堀孝史新監督体制で初勝利を挙げた。関根は試合後に駆けつけたサポーターへ向けて挨拶を行った。
その他の試合では、横浜F・マリノスが北海道コンサドーレ札幌を下して3位に浮上。FC東京は大宮アルディージャを破り、7試合ぶりの白星を挙げた。
明治安田生命J1リーグ第21節
北海道コンサドーレ札幌 0-2 横浜F・マリノス
ベガルタ仙台 0-0 ジュビロ磐田
大宮アルディージャ 1-2 FC東京
柏レイソル 0-0 サガン鳥栖
ヴァンフォーレ甲府 0-1 浦和レッズ
アルビレックス新潟 0-2 川崎フロンターレ
清水エスパルス 3-2 セレッソ大阪
ヴィッセル神戸 1-2 鹿島アントラーズ
サンフレッチェ広島 2-2 ガンバ大阪
